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2014年10月 5日 (日)

10月4日(土) 吸血鬼時代

 

 「旧石器時代の駄洒落ザマス!」ホークスの優勝でひさびさに読んだスポーツ新聞(笑)。具体的に新聞名を挙げると、スポーツニッポンなのだが、毎週金曜に掲載されているという吉永みち子氏のコラム・反原発があまりにも酷かったのでちょっとご紹介。内容に比してやたらに長いので、今日と明日の2日に渡ってお届けします。<2014年10月3日 21面より引用開始> 吉永みち子 言わぬ損より言った損 再生可能エネ買い取り中断 またかよ電力会社の脅し文句。 御嶽山の突然の噴火で、火山国ニッポンでの火山活動が活発化しているとも言われている。鹿児島の桜島のマグマがたまって警戒機という声もある。そのお膝元の川内原発を再稼動させるとは、度胸ありすぎ。経済界と再稼動を約束した総理大臣のお墨付きがあれば勇気百倍ということか。するとすかさず、九州電力が再生可能エネルギーの買い取りを中断した。

 一体どういうことだと聞き耳をたて、原発動かすから余計なものはいらん!ということかと目くじらもたった。他の電力会社も右に倣えで次々と買い取り拒否。よもや東電はそんなことできないだろうと思ったら、何とすでに2月から買い取りを制限していたのだという。知らなかった。

 <これは私のツッコミ> 九電の再生エネルギー買い取り中断は単に送電網の物理的限界がきたからで、川内原発の再稼動とは関係なし。原発動かすから余計なものはいらん!という理屈はむちゃくちゃだ。それにこの人はさらに非難がましく他の電力会社も右に倣えで買い取りを中断したとおっしゃるが、「九州電力は川内原発を再稼動。原発が動くから余計なものはいらん、だから再生エネルギー買い取り中断したのだ」という自説と「原発の再稼動がまったく決まっていないほかの電力会社も買い取りを中断」という現実は明らかに矛盾している。<ツッコミ終わり>

 <引用再開>買い取り中断の理由が、太陽光発電の急増で供給力が需要を大幅に上回りそうだからという。供給が上回るとはけっこうなことじゃないかと普通思う。が、これがそうでもないらしい。何でも春、秋ではピーク時間帯の需要を上回ってしまい、そうなると自動的に発電が停止したり、送電線の容量を超える可能性があるから安定供給できないのだそうだ。また出たか、電力会社の国民を脅す常套句の安定供給できなくなるぞと電気料金値上げするぞの2本柱。そう言われると国民が弱いことを知ってる。<引用終わり>

 <はい、私のツッコミ>だから、電力会社の脅しでも何でもなくて、送電網の物理的限界が近づいてきたから買取を中断したに過ぎないと言っているでしょ(笑)。太陽光発電・風力発電等などの再生可能エネルギーは出力が安定せず、電力網に負担をかけることはデンマークやドイツの例を見ても明らかだ。デンマークは風力発電の余剰電力をノルウェーやスウェーデンとの電力融通でなんとかやりくりしているのが現状である。ドイツはドイツで過剰に発電された風力発電の電力がヨーロッパ電力広域連携に乗って、隣国のポーランドやチェコに突如流出する事態をたびたび引き起こしており、両国に多大な迷惑をかけている始末。

 ひょっとしたらこの人、太陽光発電の余剰電力(交流)は直接的な方法では蓄電できず、大量の電力を貯蔵できる設備は現在のところダムを使った揚水式発電所しかないということを知らないのではないか。<ツッコミ終わり>

 ここまででやっと半分(笑)。残りは多分、明日やります。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーガーとコーヒー。夕食はマルタイ棒ラーメン九州味を使ったラーメンライス。ラーメンに博多万能ねぎをしこたま入れて、さらに白菜の漬物をつけたのでヴァイタミンの補給もばっちりであろう(いや、本当はそうでもないのですが)。

 夕食はタイの刺身、生野菜、鉄火巻き。ビール500ml缶一本飲む。

 その後、シアタールームにてチャンネルNECO HD録画の『地獄でなぜ悪い』を見る。中盤までのストーリーはまあ、小林信彦の「唐獅子惑星戦争」を想起せずにはいられませんな。ヤクザが抗争の最中にまもなく出所してくる妻のために元人気子役だった娘の主演映画をつくろうと奔走する姿は笑えるのだけれども、想定の範囲内。ところが園子温監督はここに「永遠の映画青年」という実にイタいものを放り込んでくるのでありまして(笑)。

 この映画青年グループというのがまたタチ悪くって「一本の傑作を撮るため」と称して何も作品を作らない。安直な予告編だけを作ってそれを5年も6年も眺めている。彼らは作品を作ったらモラトリアムが終わることを知っていてのんべんだらりと暮らし、ヤクザの誘いがあるまでは自発的に動こうとはしなかったのだ。ネットを眺めているとこういう奴、いるよね(笑)。

 こんなのがヤクザの映画に絡むのだから碌なことになる訳がない。ヤクザたちもヤクザたちで、「敵対組織への殴り込みを撮影しましょう。それで映画界にも殴りこむんだ」とかこれまた安直なことを言って大盛り上がり。そして殴りこみが開始。一応、この映画青年たちの尽力で敵組織との打ち合わせはできたのだが、何しろ殴り込みだ。なあなあで済ます訳もなく、日本刀でばっさばさときりあい、手足が飛ぶ、頭が飛ぶ、スーパーシティが舞い上がるみたいな地獄絵図が展開されるのだ。なお、この後の警官隊の銃撃によりほとんどのキャラが死亡。映画青年の監督のみ生き残り、撮影済みのフィルムを持って現場を脱出。傑作が撮れたという叫びながら夜の街をひたすらに駆けるのだ。

 ようやく、夢がかなった?瞬間なのだが、園子監督は意地悪にもカットの声で映画を終わらせてしまう。アホなキャラとはいえ、走らせたままで終われば良かったのに(笑)。

 『キル・ビル』を初めとするほかの映画からの引用の解説は面倒くさいので他のサイトの人におまかせします。

 ハイビジョン画質は良好。映像破綻が目立つがこれは放送規格上避けられないこと。音声はAAC5.1チャンネル。銃撃戦の音などなかなかの迫力であった。

 終了後、シャワーを浴びていろいろ。ダビング作業も随分はかどったぞ。昨年12月の「ビートたけしの超常現象スペシャル」も「大食い世界一決定戦」も丁寧にCM抜きしてブルーレイメディアに焼くことができたぞ。

 就寝午前2時過ぎ。

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