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2014年11月 6日 (木)

「イエスタディわんこそば」

 

11月4日(火) 「イエスタディわんこそば」
 元ネタはもちろん、「イエスタディワンスモア」 イエスタディといえば「ウルトラマン 第17話 無限へのパスポート」に登場したイエスタデイさん、小林信彦の「大統領の密使」に登場した殺し屋 きのうのジョー(劇中でカッコつけてジョー・イエスタディと名乗る)をいやでも思い出してしまう私はあと、3ヶ月で51歳という「あまり美しいとは言えない年齢」になってしまうのであった。

 いつの間にか飯島真理師匠のアルバムがハイレゾ配信されているぞ。<http://mora.jp/artist/74205/> すでに「midori」、「KIMONOSTREO」、「ROZE」、「blanche」、「palette(パレット)」が発売されており、いずれもFLAC|96kHz/24bit仕様で3,240円。あっ高い(笑)。しかも16bit/44.1kHzのマスター音源をビクタースタジオ FLAIRが有するオリジナル技術『K2HDプロセッシング』を用いハイレゾ化したアップコンバートバージョン。

 CDからリッピングしたWAVEファイルとどれだけ音質的アドヴァンテージがあるか、ちょっと心配であるなあ。とりあえずCDの音質が一番良かった「palette(パレット)」あたりを買って比較してみようか。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にゆきみ家で味噌ラーメンと小ゴハンのセット。夕食はマグロの刺身、生野菜、出来合いのカツ。ビール500ml缶飲んでゴハンを一膳。

 その後、シアタールームにてWOWOWハイビジョン録画の『ザ・ファイブ 選ばれた復讐者』 夫と子どもを無残に殺され、自らも下半身不随となる重傷を負わされたウナ(キム・ソナ)は2年後、究極的な復讐のアイデアを思いつく。彼女の血液型はRH-マイナス。この珍しい血液型ゆえ、彼女の臓器は同じ血液型をもつ患者にとっては宝石よりも貴重なものとなる。

 彼女は臓器提供を餌に4人の人物を集め、殺人犯への復讐を依頼するのだ。

 いちおう、「選ばれた」というタイトルだけれども、そうそう優れたスペシャリストたちが都合よく集まるはずもなく、暴力団くずれだの、コンピューターに詳しい女だの、脱北者だの、気の弱い医者だの、どうも中途半端な奴らばっかり。しかも最初は「臓器提供」しか頭になく、拉致した人物が人違いと分かったとたんに、キム・ソナを闇金融に売り飛ばそうとしたりする。そんなばらばらの彼らが犯行現場となったキム・ソナの自宅で、じっくり話を聞かされ改心(笑)。もちろん、臓器目当てなのだけれども、やっと真剣に犯人を追うことになるのだ。

 しかし、連続殺人鬼である犯人はしたたかで、一筋縄ではいかない。逆に仲間が一人返り討ちにあってしまうのだった。この殺された仲間が犯人のアトリエに侵入し、並べられた人形を見て「まさか、これ全部、殺したのか」と戦慄する場面は実に秀逸であった。この直後に犯人に捕まり、指を一本ずつチョッキン、チョッキンされるのだから怖さもひとしおである(笑)。

 ヒロインの死を前提にしたかなりエキセントリックなストーリーであり、話の進め方も泥臭いが、この泥臭さとやけにスマートなシリアルキラーとしての犯人の描写が見事なコントラストをなしており、見るものを捕らえて放さない。万人にはもちろん、勧められるものではないけれども、この作品もまた、韓国映画の凄さというものを表すエレメントの一つであろう。

 ハイビジョン画質は良好。鋭く沈む暗部が魅力的。まあ、ちょっと黒つぶれしていたところもありましたけど。音声はAACステレオ。上方を飛びぬけていく飛行機のエンジン音などサラウンド顔負けの臨場感だ。

 その後シャワーを浴びていろいろ。

 午前12時過ぎにプロジェクターを再起動し今までちびちび見てきたWOWOWハイビジョン録画の『ティファニーで朝食を』を見る。紐育という誘蛾灯に惹かれて集まってきた美しき蛾 オードリー・ヘプバーンの苦い青春を描いた映画とか言ったら映画通の人たちに怒られてしまうかしらん(笑)。とにかく、オードリー・ヘプバーンが演じたホリーがいや。自分の美貌を鼻にかけ、自由奔放といえば聞こえがいいが、単に田舎者が都会で浮かれているだけ。「粋」のひとかけらもない粗野な振る舞いなのだ。たとえるなら火災前の藪蕎麦に田舎者が来て、突き出しの蕎麦味噌をかけそばの汁に溶かしてすするようなものだ(ちょっと違うだろ)。

 やっぱりね、いくらなんでもティファニーでお菓子の景品の指輪に文字を入れろと強要したり、図書館でわあわあ騒いだり、ダイムストア(劇中ではこういう名称ではなかったけれども、まあ、いいじゃありませんか)で万引きしたり、猫をポイすてしたりしちゃまずいでしょうが、あたしら田舎者だから、ちょっと大目にみてつかあさいという「都会への甘え」がなんとも不愉快であります。

 なお、ミッキー・ルーニーが演じた日本人ユニオシは「今日ではこのシーンはハリウッド史上最も残酷で、恥ずべき表現の一つ」とされるほどの影響を作品に与えたけれども、これはミッキー・ルーニーの芸あればこそでしょうなあ。逆説的ではあるけれども、この芸としての上手さがなければ、あるいは他の役者がやっていたりしたら、後世に残るほどの問題にはならなかったのではないか。

 ハイビジョン画質は最上級。デジタルリマスター作業の恩恵を受けたテクニカラーの色彩がプロジェクターX75Rの映像プロファイル 「フィルム3」によってより美しくなった。屋外のシーンで揺れる木の葉のリアルさに息を呑んでしまうほどである。音声はAAC5.1チャンネル。派手な効果はないけれども、喧騒音の表現が上手い。

 後はテレヴィと読書。就寝午前2時過ぎ。

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