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2014年12月 2日 (火)

12月1日(月) 宗谷は問屋が卸さない

 

12月1日(月) 宗谷は問屋が卸さない
 南極探検船宗谷は支払いが悪いのでどこの問屋も小売に缶詰などを卸すのをいやがった・・・などということはない駄洒落。地雷だと思いつつ108円で買ってきた金沢明「王様ゲーム」、地雷だなーと思いつつ裁断、スキャンして、地雷だ地雷だと考えつつメチルトランで文字大きくして、きっと地雷だよなと思いつつ、キンドルに入れて読みはじめたら やっぱりすげえ地雷だった。

 ある高校のクラスの全員に「王様ゲームやります 何某と何某はなにをしなさい。命令です。これを守らなければ罰を与えます」云々のメールが届く。その命令を守っているうちは良かったが、だんだんエスカレート。ついには「某男子生徒が某女子生徒の胸を揉め」と命令された。某男子生徒は大喜び。朝もはよから登校してきてコーフンしている。しかし、某女子生徒は胸をもまれるのをいやがって仮病を使って欠席する。某男子生徒、「ちくしょー」と怒り狂う。すいません、わたし、このあたりで頭が痛くなってきました(笑)。

 そして「2人は命令を守らなかったので罰を与える。首吊りの刑だ」 翌朝、主人公たちは2人がメールどおり首吊り自殺をしたことを知って愕然とするのだった。うろたえる主人公たち、「いや、まて、偶然かも知れないぞ」 そんな偶然、あるわきゃないだろ(笑)。彼らはこのメールのことを担任に話すのだが、先生は「そんなのいたずらに決まってる」と一顧だにしない。いや、生徒が実際に死んでいるんですけど。

 その後、いろいろあって、王様はどうやら主人公たちが邪魔になってきた様子。主人公とその彼女、親友が一緒にいるタイミングでメールを送ってくる。それは「親友が女と性交せよ、しなければ焼身自殺」というもの。期限は午前12時まで。後5分しかない。性交と言えば女性が必要、だったら主人公の彼女しかいないではないか。主人公は決意する。「おい、親友、俺の彼女とヤレ!それしか方法がない」親友は「そんなお前の彼女とヤル訳にはいかないよ、だったら死んだ方がましだ」

 主人公、「バカなことを言うな」 彼はさんざんに親友を殴りつけ失神させる。残りは1分6秒。主人公は「おい、彼女、分かっているな、早くしろ」 主人公は祈る。「彼女頑張ってくれ、まだか、こんな短時間では無理なのか(いや、本当にこんなことを考えるのですよ) 。ナニがぎりぎり間に合いまして、親友の命が助かりました。「うわー やったやった」と天にも昇る気持ちとなって喜ぶ主人公。

 やっぱりヘンだよ、これ。いくらやりたいさかりの高校生で性的エネルギー充填120パーセント、フライホイール接続開始みたいな状態でもたった1分で失神している親友のチンコを勃起させ、挿入させ、射精させるとは、海千山千の風俗嬢も顔負けのスーパーテクニックですな(笑)。

 この小説では高校生はみな、男女を問わず相手を名前で呼ぶ。たまに君づけをする奴もいるけれども、だいたい呼び捨て。私には良く分からないけれども、近頃の高校生ってそうなんですかあ。さらに主人公は彼女を平気で部屋に泊める、親が旅行にでも行って留守なのかと思いきや、お母さんが出てきて「あら、久しぶりね、いらっしゃーい、夕ゴハン食べる?」 私には良く分からないけれども、近頃の高校生とその親ってそうなんですかあ。
 
 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にコンビニのホットドッグとコーヒー。昼飯は赤のれんでラーメン+小炒飯の定食。夕食は昨日の鍋物の材料を生かしたすき焼き。後はブリの刺身。缶ビール500ml缶一本飲む。

 その後、シアタールームにてWOWOWハイビジョン録画の『ツイステッド』を見る。ウウーム、これはアンディ・ガルシアが犯人ではないかと疑われたからこそ、推理の輪が繋がるのに、そこへサミュエル・ジャクソンという意外な犯人を押し込むのはさすがに無理があるだろう。割りと早い段階でタバコにマッチで火をつけるという行為で、犯人ではないと暗示しているのだが、それにしたって理屈に合わん。

 実際の犯行のやり方も疑問だらけ。サミュエル・ジャクソンはこっそりとヒロインの女刑事、アシュレイ・ジャドをこっそりと尾行して彼女の乱れた夜の生活を把握している。そしてこっそりと彼女の部屋に忍び込み、ワインの便に薬を仕込む。そして、なぜか、アシュレイ・ジャドがワインを飲んで昏倒するタイミングが分かっていて、その間に過去、彼女と関係のあった男たちを殺していく。やっぱり無理だよなあ。まあ、これはアンディ・ガルシアがやっていたとしても同じことだけど(笑)。

 アシュレイ・ジャドは子供時代のトラウマ、凶悪な犯人と対峙したりするハードな仕事からもたらされる強いストレス、しかも周りの男はバカばっか。2人続けて過去に関係のあった男(元同僚の警官、知り合いの弁護士)2人から続けて「お願いだからチンコ入れさせて」と迫られる。そんな環境から逃避するためにアルコールに溺れ、バーで見繕った男と見境なしのセックスをする。こういう寒々とした心境風景の描写は実に上手かったのだが。

 ハイビジョン画質はいまひとつ。抜けが悪く輪郭の強調も目立つ。ただ、暗部描写はしっかりしていて、ぎとっと沈んだ黒がヒロインの心の闇を暗示しているようだ。音声はAAC5.1チャンネル。そっけないサラウンドだなあ(笑)。猥雑な酒場の雰囲気などちっとも出てやしない。

 終了後、シャワーを浴びてあれこれ。就寝午前2時半過ぎ。うう、寒い、寒い。

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