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2014年12月10日 (水)

12月9日(火) ガーシュイン 達也

  

12月9日(火) ガーシュイン 達也
 いい加減、あの行方不明、記憶喪失事件の全貌を明らかにして欲しいと思う私が考えた駄洒落。ついに“通路”が開かれた。ジェイコブとジャーミーは「向こうの世界」を垣間見る。それは広大な荒野、死者たちが行進している。その彼らを監視しているのはヒューが幻覚の中でみた蟻のような生物。彼らは人間たちを追い立てる。倒れるものがいれば殴るけるの乱暴でむりやり立たせるのだ。そしてその行進は永遠に続くらしい。ジャーミーは「あの中にクレアもいるのか。なんてことだ、彼女がささげた信仰にまったくつりあわない世界じゃないか」 ジェイコブはジェイコブで「パッツィ、モーリー、そこにいるのか」もちろん、返事はない。

 すると紙のような天空がばりばりと裂けて巨大な足が出現する。その足には爪があった。ただの爪ではない、それは人間の顔で構成されていたのである。爪はジェイコブとジャーミーに迫る。ジャーミーは「うわああ、これがアストリドの言っていたマザーか、それは洒落にならん、いやだ、いやだ」彼は自分の腕を掴んでいたジェイコブを無理やり引き剥がし、勢いあまって床に倒れこむ。そのとたん、奇怪なイメージは消失した。しかし、女性の体はぶくぶくと膨れ、口からさっきと同じような腕が伸びてくる。その爪についていた顔はパッツィとモーリーのものであった。絶叫するジェイコブ。腕はジャーミーに迫る。彼は部屋の隅においてある机まで何とかたどり着くと拳銃を取り出して乱射。女性の肉体はようやく元に戻るのだった。しかし、ジェイコブは卒中の発作で死亡してしまう。それから3年後、ジャーミーはハワイで療養生活を送っていた。

 えー、今まで書いていませんでしたが、ジェイコブは禁断の書物で死の世界へのアプローチ法を学んだと示唆されています。そして巨大な爪、マザーが開けた天空の向こうにはまた別の世界がちらりと見えました。ジャーミーは「古きものどもの地」と言っておりまして、ちょっとクトゥルー神話的、H・P・ラブクラフト的な味付けがなされているようであります。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。またキチガイゴミに仰天させられたのだが、詳しく書くことは到底出来ないのでどうか勘弁してください。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーガーとコーヒー。昼はマルタイ棒ラーメン九州味を使ったラーメンライス。冷凍ほうれん草、漬物でヴァイタミンを補う。夕食は昨日のおでんの残り、パックのゴハン、レトルトのカレー、生野菜たっぷり。ビールは飲まずにノンアルコールビールで我慢、我慢。

 その後シアタールームにてWOWOWハイビジョン録画の『共謀者』を見る。実際に起きた臓器密売事件に着想を得た衝撃のクライムサスペンス映画ということであるが、ディティールは随分とデタラメ(笑)。だいたい、一度、レシピエントに逃げられて大騒ぎになり、兄貴分が証拠隠滅のため、海に一緒に飛び込んで死亡という事件が起こっているのに、また船の風呂場で犠牲者から臓器を摘出という同じ手口を繰り返すバカがどこにおるか!とか、あの首謀者=旦那もあんなにややこしいことをする理由はこれっぽっちもない。ラブラブの夫婦(と見せかけていた)のだからフツーに中国へ旅行して病院に引き渡してしまえば良いのである。あまりにも不合理だから私はてっきり、首謀者=旦那が最初に海に飛び込んだ兄貴分の身内か何かで、恨みを持っており復讐のために主人公をマズイ状況に引き込んだのかと思ったくらいだ。

 ところが、この映画はそんな欠点を欠点と感じさせないほど面白い。それは一重に出てくる奴がみーんなろくでなしだから(笑)。特に主人公とその仲間たちは犯罪を描いた映画の中でもとびきりのクズだったりする。何しろ、風呂場に女を連れ込んでさあ、心臓摘出だ、クライアントに見せるために撮影するぞ、おまえ、やれ!カメラをまかせられたチンピラ、女の裸の胸を見ながら自分のチンコをもみしだいてやがる(笑)。摘出する闇医者も行きがけの駄賃とばかりに女の乳首をぺろぺろ、ぺろ、何なんだ、お前らは!

 そして最大のろくでなしは旅客船の船員。旦那=首謀者から車椅子の自分の妻がいなくなった!と訴えられても真剣に取り合おうとしない。あからさまに面倒くさそうに「そんなところに入ったわけないじゃないっすか、船内放送って、こんなみんな寝ている時間にやったら僕が文句言われるじゃないっすか」 しまいには主人公の仲間に殴られ昏倒した旦那をろくすっぽ調べもせず、ええいと船室に放り込んでそのままにしてしまうのだ。そして、翌日、妻がいなくなったと探し回る旦那を完全無視。この旅客船は介助にそれなりの手間が掛かる車椅子の乗客がいても、その存在をころりと忘れてしまうことができるらしい。

 お前ら、どんなセウォル号やねん!

 ハイビジョン画質は良好。ちょっと薄味だけれども、悪いものではない。音声はAAC5.1チャンネル。あまり旅客船内の雰囲気は再現されていたとは言えず。ラスト近くのカーチェイスでようやくその真価を発揮したようだ。

 その後シャワーを浴びて「Revival」をがしがし読み進め、ついに読了に至ったのである。

 午後11時半過ぎからファミリー劇場HDで録画しておいた『宇宙戦艦ヤマト 2199 追憶の航海』を一時間ほど。

 就寝午前3時過ぎ。

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