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2015年3月19日 (木)

3月18日(水) 「担保のお酒」

 

3月18日(水) 「担保のお酒」
 元ネタは「たんぽぽのお酒」って言われなきゃ分からない駄洒落というのは僕は駄目だと思う。「ジョイランド」読了。ついにマイクをジョイランドに連れて行く日がやってきた。ジョイランドに到着すると驚くべきことにほとんど全てのアトラクションが稼動状態となっていた(マイクが乗れないような過激な奴はのぞく)。それどころか一部の売店まで営業しているではないか。これはフレッド・ディーンの好意であった。彼は前日、ディブを早めに帰宅させ、その間に彼に秘密でマイクを迎えるための準備を整えたのである。

 アニー、マイクの母子を昔取った杵柄の手品で迎えるフレッド・ディーン。うう、いい話やなあ。それから数時間に渡ってマイクたちはさまざまなアトラクションを楽しみ夢のような時間を過ごす。マイクが特に楽しんだのは観覧車であった。観覧車のゴンドラが頂点に達した時、マイクは喜びのあまり叫ぶ。「僕は飛べるんだ!」 この観覧車は彼の別荘からも見える。彼はずっとその光景に憧れていたのである。

 さて、夢のような時間も終わる時がやってきた。しかし、その前、アニーはディブたちに勧められて射的場で射撃に挑戦。言い忘れていましたが、この人はアニー・オークレイみたいな射撃の名人で下手したらオリンピック狙えていたかも知れないのであります。その実力を遺憾なき発揮し、景品を次々と撃ち落す。マイクはこれまた大喜びだ。なお、この射撃の腕が重大な伏線になっているので忘れないように。

 本日は休み。午前8時半に起床、いや、寝たのが午前4時半過ぎだったのだけれども、もう目が覚めちゃうんだよ、いやあね、あなたっておじいちゃんみたい。早く起きすぎたので休日には珍しく朝飯を食べる。コーヒーとトースト2枚、そして例の不思議なお皿で作ったベーコンエッグ。トーストにはこれまでもかっていうくらいバターを乗っけた。その後午前9時半からプロジェクターを起動しレンタルブルーレイの『子連れじゃダメかしら?』を見る。『ウェディング・シンガー』、『50回目のファーストキス』に続く3度目のバリモア姐さん、アダム・サンドラーの共演作。

 2人のやんちゃざかりの男の子を持つシングル・マザー、3人のこれまたやんちゃざかりの女の子のシングル・ファーザー。最初の出会いこそ最悪であったが、(バリモア姐さんが携帯で最初のデートなのに、オッパイバーみたいなところに連れてきたと延々グチを垂れているのに笑わされる)、実はお互いの家族環境ゆえに共通点がいっぱいあって、それが恋愛に発展するかどうかは保障できないが(笑)友人としての関係は築きやすかったりするのでありまして。これが男の子のことをいまひとつ分かっていないバリモア姐さん、女の子のことをいまみっつぐらい分かっていないアダム・サンドラーがお互いをフォローしあううちに自然と親密になっていくという展開に上手く繋がっているのであります。

 私のような人間としてはもう少しエグいギャグも欲しかったところでありますが、もう私も51です。そういうゼータクはなるべく言わないことにします(笑)。

 ハイビジョン録画は良好。トロピカルなムード満載のリゾートホテルの内装が実にゴージャスに見える。音声はDTS-HDマスターオーディオ。BGMの品位がとにかく高い。スクリーンの周囲にまで広がっていき、本当に映画館で見ているような気分となった。

 その後車でお出かけ。昼飯はとあるラーメン屋でラーメン+替え玉。前に「つい習慣でこってりを頼んでしまったが、どうも味が濃すぎた。じゃあ、次はあっさりで頼んでみようと思っていた」お店である。うん、予想通りあっさりの方が美味い。オーソドックスながら深みのある味わいが魅力的な豚骨ラーメンだ。これならまた行く価値があると思うのだが、どうも店主さんが不器用でねえ(笑)。上手く麺がほぐれていないとか、蓮華を出すのを忘れていたとか、トッピングの葱がとっちらかっていたりとか私一人しかお客がいないのにわたわたしている。まあ、これも一種のほほえましさみたいなものと思えばいいか。。

 帰宅後、しばらく昼寝。午後3時半過ぎからプロジェクターを再起動。米国盤ブルーレイ『エクスペンタブルズ2』を見たのであった。

 夕食はヒラメの刺身、生野菜、レトルトのハンバーグ。イカの刺身もあったので納豆、卵と混ぜてイカ納豆にし、ゴハンにかけてがんがんと掻き込む。もちろん、ビールは我慢、我慢。

 その後、シアタールームにて三度プロジェクターを起動。今度はレンタルブルーレイの『思い出のマーニー』を見たのである。これはジブリ久々の良作か(笑)。特にヒロインの杏奈の描き方が緻密であり、様々な要因によって「自分が外にいる」と感じてしまう少女の姿に非常な説得力を与えている。お祭りの晩、ブタゴリラに短冊の願い「普通に生きたい」を理解されず、さらに人とは違う自分の眼の色に言及されて激高する杏奈。ブタゴリラは決していじわるなどで言っているのではなくむしろ好意的なのだが、彼女達の価値観である「人と違うことは素敵」は杏奈のそれはまったく正反対なのである。彼女はその境遇ゆえ「人と違うこと」を恐れ、そのせいで誰にも愛されないのではないかと疑っている。

 こういうかなり複雑な心理描写を言葉、説明をいたずらに重ねることなく表現しえたのはやっぱり監督・脚本の上手さだと思いますよ。

 ただ、それだけに終盤の過剰な説明はいただけない。もうよほど鈍い人以外には分かっていたであろう(笑)、杏奈がマーニーの孫であるという事実を、写真まで使って再度説明していたのはやはりやりすぎだったと思う。

 しかし、なんですなあ、原作の舞台であるイギリスを日本に置き換えたことを怒っている人がいるようだけれども、こういう人たちは日本の田舎にたたずんでいる荘厳な洋館というイメージに馴染みがないのですかねえ。どうやってこんなところに建てたんだみたいな洋館では不思議な出来事が起こったり、連続殺人事件が起こったり、しまいには大蜘蛛が眼をぴかぴか光らせながら襲ってきたりするもんなんです。そういう素敵なところなんです。

 私なぞ、こうした洋館が出てくるだけで20パーセントがた満足しちゃうのですがねえ。

 ブルーレイのクオリティは超絶的。透明感のある発色、高い解像度によってもたらされるCGとはまったく違った種類の立体感、MGVCの威力を初めて実感したといっても過言ではない。音声はDTSマスターオーディオ 5.0チャンネル。余計なものを削ぎ取った極めて人工的な音場なのだが、これがファンタスティックなアニメ映像に実に上手く寄り添っている。サラウンド音声とは現実の音場を再現するだけが最良の方法ではないのだ。

 ただ、0.1低音チャンネルの未装備は疑問。サイロでの雷の音など、物足りなく感じてしまった。

 終了後、シャワーを浴びてまたまた「ジョイランド」に没頭し、ついに読了に至ったのである。

 就寝午前3時半。

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