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2015年4月24日 (金)

4月23日(木) オッカムのガリクソン

 

4月23日(木) オッカムのガリクソン
 もう意味が分からないし、駄洒落としても成立しているかどうか。悪の化身 モンサント!<西日本新聞2015年4月19日の朝刊 8面 書評コーナー 「読書館」より引用開始。 「モンサント」 マリー=モニク・ロバン著 全知全能の神=モンサントの物語である。読み進めると世界有数のバイオ化学多国籍企業が神のように見えてくるのだ。司法、行政、立法、科学者、マスコミ、国際機関、市民を超越して、影響力を全世界に浸透させてきたからである。著者は膨大な資料、関係者の徹底した取材を繰り返して巨大企業の姿を浮かび上がらせた。

 同社はカネミ油症事件で害毒が知られるPCB,ダイオキシンを使用したベトナム戦争時の枯れ葉剤(除草剤)提供で莫大な利益をあげてきた。現在はGMO(遺伝子組み換え作物)により生命の源である食を支配しようとしている。

 目的のためには手段を選ばない。風や蜂によりGMO種子が飛びちり関係ない農地に自生してしまう。モンサント調査隊が作物を発見し、特許侵害だと高額賠償請求して農民たちを破産に追い込む。製品の毒性を指摘する規制組織や研究機関の科学者を追い込んで社会的に抹殺した例がいくつもある。他方で御用学者が都合の良い実験結果を捏造する事例も事欠かない。

 このような理不尽がまかり通るのは「回転ドア」という癒着構造があるからだ。ホワイトハウス、国会議員、環境保護庁(EPA)等規制機関からの天下りがある。反対にモンサントから政府機関等へ向かう「天上がり」も。国際機関を含めて関係者と利権がグルグルと旋回する「回転ドア」は磐石だ。福島第一原発事故における「原子力村」を思い起こす。

 きわめつきは世界最強国の副大統領ブッシュ(父)=当時=がモンサントの研究施設を見学したときのこと。GMO関連の試験栽培が認可されないことに不服の同社重役は「私たちも態度を変えないといけませんね」と選挙資金援助凍結を示唆して恫喝。「私を頼ってくれたらいい。規制緩和は私の仕事だから」とブッシュが答えた場面は圧巻だ。

 本書には権力と多国籍企業に対する世界各地での抵抗運動も描かれており、活路はそこにあるのかもしれない。村澤真保呂、上尾真道訳(ジャーナリスト 林克明) フランスのジャーナリスト、映像作家。映画『モンサントの不自然な食べもの』は日本でも公開されDVDも出ている。<引用終了>

 アハハハ、スゴイなモンサント、悪の巨大企業だな、モンサント、きっと社の最高幹部会議では連日連夜「いかに悪いことをするか」ということについて活発な議論が繰り広げられているんだろうな、アハハハ、ショッカーよりスゴイな、モンサント、アハハハ。でも農民を破産に追い込んだり毒性を指摘する規制組織や科学者を追い込んで社会的に抹殺したりできるのに、こんな本が出版されてしかも日本版が出てしまう、詰めがあまいな、モンサント、アハハハハ。

 (何か悪魔の兵器のようにいわれる枯れ葉剤であるが、記事中でも( )で記されているようにこれは単なる除草剤である。また枯れ葉剤は何もモンサントだけによって製造されていたわけではない。製造に関わったのはダイヤモンド・シャムロック・コーポレーション(Diamond Shamrock Corporation)、ダウ・ケミカル・カンパニー(Dow Chemical Company)、ハーキュリーズ社(Hercules, Inc)、T-Hアグリカルチュラル・ニュートリション・カンパニー(T-H Agricultural & Nutrition Company)、トムソン・ケミカルズ・コーポレーション(Thompson Chemicals Corporation)、ユニロイヤル社(Uniroyal Inc.)、そしてモンサントの7社である。

 カネミ油症についてはこれは製造メーカーの明白なミスであり、またPCBはかって熱に対して安定で、電気絶縁性が高く、耐薬品性に優れているという特質から、加熱や冷却用熱媒体、変圧器やコンデンサといった電気機器の絶縁油、可塑剤、塗料、ノンカーボン紙の溶剤など、非常に幅広い分野に用いられた。別にモンサントが世界に広めたわけでもない。

 そして現在、遺伝子組み換え作物に毒性があるという科学的なエビデンスは存在しない。組み換え作物反対の論拠となっていたフランスCaen大のGilles-Eric Seralini(セラリーニ)らのグループが2012年9月、学術誌「Food and Chemical Toxicology」に出した論文「Long term toxicity of a Roundup herbicide and a Roundup-tolerant genetically modified maize」(除草剤ラウンドアップに耐性を持つ遺伝子組換えトウモロコシNK603を含む飼料を2年間与えられたラットは、乳がんや脳下垂体異常、肝障害などを発症し、死亡率も対照群と比較して高かったというもの)は欧州食品安全機関(EFSA)から2012年11月、「実験設計と方法論の深刻な欠陥があり、許容できる研究水準に達していないと批判され、結局、2013年 雑誌を発行しているElsevier社から11月28日に論文の取り下げが発表された。ひょっとしたらこれもモンサントの陰謀なのか)

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニの調理パンとコーヒー。昼飯はトマト2個(笑)。いやあ、最近は朝飯を食べると昼になってもあんまりお腹が空かないんですよう、これくらいで十分なんですよう。夕食は母親がちょっとした用事で出かけていたので自分飯。冷凍のほうれん草、コンビニのゆず砂ずりでビール500ml缶一本飲んで後はたらこスパゲティ。

 その後、プロジェクターを起動させてブルーレイ『AKIRA』の続き。終了後はそのまま先日届いたばかりの『ウォーターシップダウンのうさぎたち クライテリオンコレクション』ブルーレイを見る。画質が凄く良いので罠にかかって悶絶するビグウィグの顔が怖い。宅地造成で生き埋めにされるサンドルフォードのウサギたちの場面もめっちゃ怖い。マジで夢に見そうだ。

 終了後シャワーを浴びていろいろ。

 就寝午前2時過ぎ。

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