7月23日(土) ヴィーガン天下
7月23日(土) ヴィーガン天下
不自然な食事法は3日ともたぬ。現在、ちびちびとみているWOWOWハイビジョン録画の『クリムゾンキモノ』(1959年 サミュエル・フラー監督)。4年前の大珍作『東京暗黒街 竹の家』から大きく成長した(笑)監督の当時のリトルトーキョーの精緻な日系人コミュニティの風俗描写に唸らされる。
有名なNisei(二世)regiment 第442連隊の追悼碑や、日本式の寺での法要、墓石が並んだアメリカのそれ(Cemetery 教会付属の墓地はgraveyard)とはまったく印象の違う墓地。現在とは比べ物にならないであろう激しい差別と偏見の中で一世、二世たちは日本人としての伝統と誇りを連綿と受け継いできたのである。
まあ、ケンドートーナメント(剣道大会)で左右両側に並んだ選手たちの間隔が2メートルも開いておらず、その狭小スペースの中で「小手!面!胴!」と激しく打ち合ったりするけどね(笑)。うわあ、アブねえと思ったけれどもなに、ご心配なく。カットが変わるといつの間にかちゃーんと4メートルぐらい離れているから。
この映画の主人公の日系人警視は白人の女性画家と恋に落ちる。これは当時において画期的な出来事であり、彼を演じたジェームズ繁田は「アメリカ映画で初めて白人女性の愛を獲得した役を演じたアジア系俳優」の称号を得たのである。
黒人社会におけるニシェル・ニコルス(『スタートレック』のウフーラっすね)のような存在だった訳だ。
仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのお握りセット(お握り2個と小さな唐揚げ、ウィンナー、卵焼きのおかずがついたもの)とカップのみそ汁。野菜ジュース。昼は抜き。
夕食は近くの中華料理屋から出前で鶏唐揚げ、餃子、野菜炒め。ビール350ml缶一本を飲む。後は卵かけゴハンで仕上げ。ううーむ、この餃子、前と比べるとちょっと小っちゃくなってないか(笑)。
その後シアタールームにてブルーレイの『涼宮ハルヒの消失』を再見。いや、漫画版コミックス4冊を108円本で入手した記念で(笑)。
しかし、なんども言うけれどもこのブルーレイは基本の画質はいいのにトーンジャンプが酷くて困る。これも2時間40分の超長尺なのに容量を食う「リニアPCM5.1チャンネル」音声を収録したからではないか。
なぜロスレスフォーマットのドルビートゥルーHD、DTS-HDマスターオーディオを採用しなかったのか。同等の音声クオリティを保ちながら容量を大幅に節約できるのに。
そしてさらに恐るべきことに通常なら収録されている筈のドルビーデジタルやDTS音声もなし。つまり光、同軸のデジタルケーブルで接続するシステムの場合、自動的にステレオ変換されてしまうのである(一部のAVアンプではPCMマルチチャンネル音声をDTSに変換してデジタル出力する機能あり)。
なお前述のドルビートゥルーHD、DTS-HDマスターオーディオであれば下位互換の問題も解決する。トゥルーHDにはドルビーデジタル音声ストリームが収録されるし、DTS-HDであればDTSサラウンドそのもののコアストリームを内部に持つからだ(コアストリーム+拡張ストリームでDTS-HDマスターオーディオが構成される)。<http://
まるで、サラウンドはDTS音声だけだもんね、えっ、あなたのAVアンプはドルビーデジタルにしか対応していない、ははあ、それはお気の毒様でしたなあとやらかしたジブリの『千と千尋の神隠し』のDVDの再来みたいなもんだ。なぜ、こういうことをするかなあ。
なお、スーパーサブウーファー TD725SWMK2導入以来初の鑑賞となるが、その威力をもっとも実感できたのが長門有希の時空改変場面。時空振動の不気味な胎動を重々しく表現してくれた
終了後シャワーを浴びていろいろ。27時間テレヴィの前哨戦としてやっていた福岡のローカル番組。「地元で活躍する覆面レスラーの新技に凶悪な名前をつけよ」というお題で博多大吉が出してきたのが「山本華代」 うーん、確かにそりゃ凶悪や(大笑い)。
まあ、地元以外の人にはさっぱり伝わらんけど。
入眠剤を服用して午前2時に就寝。
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