10月28日(金) ボ、ボ、ボカロは少年探偵団
10月28日(金) ボ、ボ、ボカロは少年探偵団
子供の頃 江戸川乱歩の少年探偵団シリーズ(ポプラ社 主に学校の図書館で借りて読んだ)はそのほとんどを読んだけれども、別に憧れたりはしなかったなあ。たいそう面白かったけれども、子供心にも二十面相とかいい年こいたおっさんがなにやってんねんと思ったもんなあ。
ちょっと見ない間にキンドルに大容量32GBストレージのKindle Paperwhite 32GB、マンガモデルなるものが登場していた。300ppiの高解像度、従来機の8倍の32GB大容量ストレージ、「快速ページターン」でマンガのページめくりが33%スピードアップ、見開きフルスクリーンビュー等々、漫画読みに最適化されたスペックが興味深い。
でも漫画を読むならなおさら、大画面が必要ではないのか。キンドルDXの9.7インチディスプレイくらいないと、さすがに見開きはどんなに目が良くとも見づらいだろう。小さな吹き出しをピンチ&ズームで拡大できるといってもそんなこといちいちやってられない。
まあ、漫画は自炊ファイルをパソコンの24インチタッチパネルスクリーンで読むことにしている私には関係ないですけどな、ははははは。
仕事はまあ、いろいろあった。食ったもの、朝飯に朝ぺ、昼は野菜ジュース。夜は冷凍ホウレンソウと豚骨鍋を使ったカレーライス。後者は炒めた玉ねぎ、にんじん、鶏の笹身をぐつぐつ煮込んだ後でカレールー二欠けを放り込んだもの。こういうのでも結構美味しいんです。
ビールは飲まず。
その後、シアタールームにてWOWOWハイビジョン録画の『少女は悪魔を待ちわびて』を見る。劇中、連続殺人を捜査する刑事がふと「3人が殺された。4人家族だとすると、犯人は12人の人間の壊したことになる」
この映画のヒロインである少女は15年前のクリスマスに刑事であった父親を連続殺人犯に殺害された。少女は人生の大半を15年後に出所してくるであろう犯人への復讐へそそぐ。少女の心は父親と同様破壊され、殺人への禁忌すら失ってしまったようであり、実母を虐待する男をためらいもなく殴り殺すのだ。そして第二の殺人、さらに自身の命を懸けた犯人への最後の復讐。そのすさまじさは物語からあらゆる種類のセンチメントを消し飛ばしてしまう。少女の復讐劇から想起されるヒロイックなイメージを完膚なきまでに叩き壊すのだ。
いや、いろいろ理屈に合わないところはあるけれども、これが韓国映画の凄さなのである。
ハイビジョン画質はコントラストに掛け平板な印象。音声はAAC5.1チャンネル。誇張のない現実感覚に富んだサラウンド。これが映画の内容に良く合うのだ。
終了後、シャワーを浴びてダビング作業など。午後11時半に入眠剤を服用し、午前1時過ぎに就寝。
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