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2017年3月19日 (日)

3月18日(土) 青菜にシオニスト

 

3月18日(土) 青菜にシオニスト
 映画『アンダーカバー』(2016 ダニエル・ラドクリフ主演)鑑賞記念駄洒落。自炊のために買い物に行くようになった訳であるが、行きつけのスーパーが二軒ある。この二軒のスーパーの違いが意外に大きい。仮にスーパーA スーパーBとする。スーパーAは野菜・肉・魚の品ぞろえが段違い。パンや惣菜などの品ぞろえも豊富。しかし、良く言えばオーソドックス、悪く言えばワンパターンであってそれほど珍奇なものは望めない。卵の最小パックが6個からなのもマイナスポイント。一人だと卵六個はなかなか使い切れん。賞味期限内であれば生食も可能なことは分かっているけれども、私の心理としては少なく買って短い期間で使ってしまいたいのである。

 対するスーパーBは野菜・肉・魚・パン・惣菜のどれもがスーパーAに及ばない。種類が少なくおまけに陳列方式の違いなのかあまり美味しく見えぬ。ここの刺身で文句なく美味しかったのはただ一度、クジラの刺身だけだったな。一見するとクジラステーキのような一枚肉でこれを小さく切ってショウガ醤油で食べたらたまらんかった。その後一度も見かけたことはないけど(笑)。

 このスーパーBの特徴は特殊な品ぞろえ(笑)。インスタントラーメン・カップラーメンの類が実に充実している。サッポロ一番醤油ラーメン、出前一丁、そしてマルタイ棒ラーメンのカップ。また牡蠣醤油が常備してあるのも私にとっては大きなアドヴァンテージである。卵もここの最小パックは4個からあり、いささか割高ではあるが使いやすい。そしてこの卵は黄身の味が濃くてスーパーAの卵より確実にウマい。

 こういう比較をして賢い(?)買い物をするのは実に楽しい。たとえそれがあからさまな自己満足に過ぎなくても。

 仕事はまあいろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのフィッシュバーガーとコーヒー。400キロカロリー。昼飯は豚肉・白菜・長ネギを使った豚鍋。白出汁・料理酒で薄めに味をつけたスープで前記の材料を煮て博多万能ねぎの刻みと味ポンを掛けていただきまーす。こんなんでも美味しく食べられるんですのよ、ゴハン半合があっという間にお腹の中に納まってしまったんですのよ。700キロカロリー。

 夕食はこの豚鍋のスープで作ったうどんすき(もどき)。玉ねぎ・白菜・長ネギを煮込んですき焼きのたれでちょっと濃いめに味をつける。そして冷凍うどんを放り込んで出来上がり。これを溶いた生卵を使って食べる。こんなんでも美味しく食べられるんですのよ。ゴハンは食べませんでしたけど。400キロカロリー。

 本日の摂取カロリー量は1,500キロカロリーなり。

 その後、プロジェクターを起動させてWOWOWハイビジョン録画の『アンダーカバー』を見る。いや、もうこんな映画を見ると差別と陰謀論は表裏一体のものであることが良く分かるではないか。ユダヤ人を差別する。ユダヤ人は差別されるような奴だから陰謀を企む。911テロはアメリカの陰謀である。アメリカ人というのはそんな陰謀を企む存在であると差別する。

 この二つは発想の方向自体がまるで逆なのだが、たどりつく結論はどちらも同じくどうしようもなく醜い。

 この映画で描かれるネオナチの奴らは放射性物質をまき散らそうとする本気のグループを除いてこういっちゃなんだが遊び半分。閉鎖的なコミュニティを作りユダヤ人、黒人等々を差別的に敵視することで自分たちが「何か特別な存在」になったような気分を楽しんでいる。

 あ、あれ、シーなんとかさん(解散したけど一部派生組織はそのまま活動継続している。また元メンバーによって新組織「公共のなんとか」が2017年に結成された)とかどこぞの基地反対運動の皆さんとか、何か似てなくね?シーなんとかさんとかさかんに自分たちの活動を自画自賛していたし。

 楽しい時間がいつまでも続けばいいですね。

 ハイビジョン画質はノイジーでフォーカスが甘く暗部諧調も大雑把というレベルの低いものであった。音声はAAC5.1チャンネル。不気味に繰り返される特徴的なBGM。これに重低音を付加することで言い知れぬ不安を掻き立てる演出がよろしい。

 その後シャワーを浴びていろいろ。本日の「ゴリパラ見聞録」は「緊急生放送」 DVD#5の発売告知とかしいかえんイベントのお知らせ。DVD特典の3人の奥様による一献は面白そうだなあ、今まで本放送だけでいいやと思っていたけどこれは買わなくちゃいけないかなあ。

 午後10時半からプロジェクターを再起動。日本映画専門チャンネルの『サザエさんの赤ちゃん誕生』をようやく最後まで。マスオの妹タエ子(白川由美)の恋人で駆け出しの小児科医 辰野(江原達怡)。彼はタエ子との婚約を切望しているのだが、なかなかうまくいかない。一計を案じたサザエ(江利チエミ)は「そうよ、タラちゃんを診察して医者としての腕を見せてあげればいいのよ」

 そこへやってきたタエ子と義母(梅野公子? 柳川慶子?)。さっそくタラちゃんを診察した辰野は調子に乗って「ウウーム、これは由々しきことですゾ。日本脳炎、それに小児麻痺の疑いがありますな」ショックのあまり失神する義母(笑)。

 (日本脳炎ウイルスに感染した場合、およそ1000人に1人が日本脳炎を発症し、20~40%が死亡すると言われていた。また、生存者の45~70%に精神障害などの後遺症がでる可能性あり)

 昔の日本にはこういう恐ろしい子供の病気があった。これを現在(平成23年で9件)のようなレベルまで減らすことができのはワクチン接種という近代医学の功績に他ならない(予防接種後に重い病気になった事例があったことをきっかけに、平成17年度から平成21年度まで、いわゆる「積極的勧奨の差し控え」が行われた。その後新たなワクチンが開発され、現在は日本脳炎の予防接種を通常通り受けられるようになっている)。

 接種でもっと重い病気になる、ワクチンいらんいらん!の人たちの頭の中では日本の歴史は30年やそこらから始まっていてそれ以前の歴史はなかったことになっているのであろう。

 昔の映画、それも庶民的な娯楽作品を見るのは大変に勉強になることなのである、いや、ほんと。

 午後11時半に入眠剤を服用し午前1時過ぎに就寝。

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