4月4日(水) 塀の中のコリアン面々
4月4日(水) 塀の中のコリアン面々
これは単なる駄洒落です。いかなる政治的・差別的意図などありません、念のため。OPPO
DigitalよりAV業界に激震を巻き起こす発表がなされた。なんと新製品の企画・開発を終了するというのである。USB DACとか良く分からんが(笑)、UHD・ブルーレイプレーヤーの製品においてはいつぞやか私が「買いたい」と世迷い言を抜かしていたUDP-205が最終製品になってしまうのだ。もちろん、今後もファームウェアの更新と提供が行われるのである程度の能力向上・新規格への対応は可能だと思われるのだが、根本的な高音質・高画質技術はそのままだ。さすがにこれでは購買意欲を著しく削がれてしまう。
もうUHD再生機器はパナソニック以外ありえないだろう。
本日は休み。午前7時半に起床しざるうどんとキュウリの朝食。ざるうどんにはたっぷり刻み海苔を掛けたので何だか豪華な朝飯となった。300キロカロリー。午前10時過ぎに事務所へ行き、ちょっとしたお仕事。これから新物件の内装についての打ち合わせを何度か重ねる必要がある。引越しもしなければならない。この件についていろいろ予定を立てる。買い物に行ってから帰宅。昼飯は肉野菜炒め、豆腐と大根の味噌汁。ゴハン半合。800キロカロリー。
午後3時過ぎからプロジェクターを起動させて米国盤UHD『ダウンサイズ』を見る。いや、これはコメディ映画と考えるべきではなく、むしろ『クィンテット』(1979)、『ローラーボール』(1975)、『SF赤ちゃんよ永遠に』(1972)等々の暗鬱な未来を描いたアンチユートピアものに類すべき映画ではないのか。
人体のダウンサイズ化によって地球温暖化を阻止しようという目的は果たせず、しかも理想社会であった筈のダウンサイズ世界は現実のどこかの国のような(笑)貧富の差をそのまま再生産しているのに過ぎない。これに馴染めないマーク・ウォルバーグはダウンサイズ化技術によるオリジナルのコミュニティ(ノルウェー)に憧れるが、地球の温暖化がさらに促進され、人類の滅亡は避けられないことが判明する。オリジナルコミュニティの人々は地下にノアの方舟をつくり、人類という種族の存続を計画していた。
この映画では温暖化による人類の滅亡はダウンサイズ化技術を確立した科学者のセリフだけによるもの。崩れ落ちる氷山や異常気象に翻弄される都市など、具体的な描写は一切なく、そうした意味での危機感は皆無と言っていい。だから今から地下にこもろうとするオリジナルコミュニティの人々は登場人物の一人が評したようにどこか「カルト」的であり、絶対的な「正しさ」を持たない存在なのである。
それゆえに人類の存続を願って方舟に乗り込む人々、ダウンサイズ世界で現実と向き合いながら生きていくことを選択する人々、は等価だと言えるのだ。こういった視点に基づく作品というのは実は初めてではないのかと思う。
まあ、これを現実の温暖化問題やエネルギー問題にそのまま当てはめてしまうのもなんだけど(笑)。
UHD画質は期待外れ。細かなノイズが目障りだし、解像度も取れていない。音声はDTS-HDマスターオーディオ。こちらも音場の密度が薄く包囲感があまり表現できていない。
夕食は肉抜きの焼きそば(笑)。具がキャベツ、玉ねぎだけだと腹いっぱい食っても400キロカロリーぐらいにしかならん。ちょっと情けなくなるけど。
本日の摂取カロリー量は1,500キロカロリーなり。
その後は音楽を聞きながら読書。午後9時から日本映画専門チャンネルで放送された『ラドン HDリマスター』を録画。放送終了後ただちに前後の余計な部分をカットしてブルーレイにコピーする。シャワーを浴びてからプロジェクターを起動させてさっそく40分ほど見てみたのだが、ウウーム、まず冒頭テロップの文字の切れ味のするどいこと。そして発色の良さは明らかにブルーレイを上回る。服やヘルメットの質感表現も素晴らしい。ヘッドライトの細かな形状がはっきりわかったのは初めてだ。
ただ、暗部はやはり日本映画専門チャンネルとしての放送規格の限界が如実に現れる。坑内、夜の場面ではブロックノイズで諧調の推移がほとんど表現できず、黒が激しく浮いてしまうところもあった。このあたりはブルーレイの方が優位となるが、アッチはアッチでキレイということでもないからなあ、マシぐらいにしておくか(笑)。
時間の都合でラドンとF86の空中戦のところで視聴中断。残りは後日のお楽しみ。
午後11時半に入眠剤を服用し午前1時過ぎに就寝。
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