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2018年12月28日 (金)

12月27日(木) ブタペストファイヤー

 

12月27日(木) ブタペストファイヤー
 ハンガリー首都駄洒落。随分前に日本映画専門チャンネルで録画しておいた『殺人者(コロシ)を追え』をやっと見る。1962年12月公開の日活映画で舞台は東京のマンモス団地。マンモス団地は今の時代でもフツーにあるからそれだけに、現代と50年前の風俗習慣の乖離が明快になるのでありまして。一番びっくりしたのは団地の管理事務所に住民が行列して家賃(もちろん、現金)を払っている場面。みんな、「この暑いのにこりゃどうもたまりませんな」とボヤいている。

 冷房もないからみんな、窓を開けっ放し。この映画は運転手を殺害して現金輸送車から300万の金を強奪した犯人が団地に住む情婦を頼るのではないかと考えた二人の刑事、共犯者である3人のヤクザ者が張り込みをするというストーリーである。窓を開けっ放しなのでもう、張り込みに苦労はいらない。覗き放題、見放題。若い女性でも平気で窓を開けたまま着替えたりしているのである。

 このあたりヒッチ・コックの『裏窓』をホーフツとさせますな。

 そして時代柄ゆえか3人のヤクザ者がやたらに凶暴。張り込みのために団地の一般家庭に押し入り、幼稚園児を含む家族3人を監禁する。3人の中で一番アブナイ井上昭文は「ひひひ、面が割れたからなあ、仕方ねえ、ことが済んだらガス心中に見せかけて・・・」一家3人を惨殺するつもりだったという。

 そして実際に犯行の実行者となるのが野呂啓介。彼は家族3人を縛り上げてガス管を全開にして逃げ出す。でも、縛り上げちゃったらガス心中にはどうしたって見えないよね(笑)。

 ストーリーも面白かったのだが、こういう要素も古い映画の楽しみの一つなのだ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのサンドウィッチとカフェラテ。昼飯はゆきみ家でミニカレーと味噌ラーメンのセット。夕食は茹でホウレンソウと釜揚げうどん。

 その後プロジェクターを起動させて米国盤UHD 『ブレードランナー2049』を最後まで。ミツバチが乱舞する養蜂場の場面、スピナー群がデッカードとKを襲撃する場面、いずれもオブジェクトオーディオらしい精緻な動きの表現が楽しめる。

 終了後シャワーを浴びてあれこれ。午後11時からプロジェクターを再起動して前述の『殺人者を追え』を見たのである。端正なモノクロ画質が心地よい。ノイズの少なさ、奥行き感の表現の巧みさはやはりDP-UB9000の力であろう。音質もまたUB-Z1による再生とはまるで違ったもの。音の粒立ち、品位の高さは比べ物にならない。

 なお、この映画の劇伴は宮内國郎。どこか「ウルトラQ」っぽくてそこもポイント高し(笑)。

 午後11時半に入眠剤を服用して午前1時半に就寝。

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