2011年12月31日 (土)

12月30日(金) 「三陸の子豚」

 震災追悼駄洒落。2011年も終わり。今年はなんと言っても電子書籍の年であった。寝る時間も削って蔵書の裁断、スキャンに明け暮れ電子化した書籍が五万冊!(サバ言うなコノヤロー)。混沌を極めていた書庫から本が消えうせ、たまに泊まりにやってくる末弟がああ、暇つぶしに読む本がないと呆然としたりしている。年明けにはタッチパネルのモニターを導入し、iPADに頼らずとも電子化した書籍を読むことができるようになるだろう。

 仕事の面では新マンション建設か。計画から着工まで随分長い時間を要したけれども工事は着実に進んでいる。震災復興の余波を受けて職人さんの数が不足気味ではあるが、当初の予定通り来年5月には完成するだろう。その暁には・・・・、いろいろやりたいことがあるのだけれども、差しさわりがあるかも知れないので割愛させて頂きますって、一体、お前は何をするつもりなのだ。

 本日から年末年始の休暇。とはいえいろいろやることがあったのでほぼ終日事務所に詰めていたけれども。食ったもの、昼飯に取引銀行からお歳暮に頂いたとんこつラーメン。焼き豚を入れて薬味に一味唐辛子をふると思いがけないほど美味しくついついお代わりをしてしまった。

 夕食は縞鯵、タイの刺身。これまたお歳暮で頂いたホタテ貝柱。後は、ああ、これもだよ(笑)お歳暮の塩じゃけを焼いた奴。ビール2缶飲む。ホタテ貝柱は普段口にする奴とは違ってがりごりとした歯ごたえが楽しめる。これはバター焼きにしたらとんでもなく美味しくなるのではないか。

 仕上げはお茶漬け。ほぐした塩じゃけを乗っけた鮭茶漬けだ。これも美味しく36回ほどお代わりをしてしまった。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイで『相棒 劇場版Ⅱ』を見る。前半の公安による陰謀・でっちあげは無駄にややこしく分りづらいこと夥しい。あんな権力を持っているのなら外部スパイを使ったり、部下を巻き込んだりしなくともあの程度のでっち上げは簡単だろうに。ゆるい鍵しか掛かってない正面玄関があるのにわざわざ警戒厳重な裏口から侵入するといったような不合理性を感じずにはいられないのである。

 このあたりもう少し整理して作って欲しかったもの。

 ただ、この事件を契機に暗躍する警察庁一派という図式は良かった。主人公達一般の警察官があずかり知らぬところで巨大な権力闘争が繰り広げられるという展開はいつも私の心を熱くさせるのだ(笑)。またこの一派の首魁的な立場である官房長官を演じた岸部一徳が抜群に上手い。彼のふてぶてしいまでの存在感がこのいささか現実味を欠いたストーリーをシリアスなものにしてくれる。

 ハイビジョン画質はやや黒が潰れ気味か。解像度は高く、色の滲みもほとんどなし。冷徹な高画質を堪能させてくれた。音声はドルビートゥルーHD。締まった重低音がなんとも魅力的。上空を横切るカラスの鳴き声もはっとするほどリアルであった。

 終了後、部屋の掃除。昨日の決意のとおりで大げさなことはやらず掃除機をさっと掛けただけ。本がないからこれだけでずいぶんと部屋が綺麗になるのである。

 シャワーを浴びてお酒。今年最後の1人のみ。

 就寝午前1時過ぎ。

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2011年12月27日 (火)

12月26日(月) 「写メ双生児の謎」

 写メ双子とか。須賀原洋行先生の「それはエノキダ! 4」を自炊した。気になったのが巻末コメント。この先生は西丸震哉氏の「41歳寿命説」(現代社会における食生活や労働環境などの変化によって人間は農薬まみれ、添加物まみれ、精神的なストレスまみれになっていて、昔の自然な食品を食べ適度にきつい肉体労働をしていた人たちに比べてどんどん寿命が短くなっている。1959年以降に生まれた人間の寿命が41歳くらいになると主張する奇説)を好意的に紹介しており、自分は1959年生まれだから今年死んでもおかしくないなどと奇妙なことを言っている。

 しかし、大御所の漫画家たちは若くしてなくなる人が多い。彼らは1959年以前の生まれなのでもっと長生きをしていい筈だ?なのに長生きできないのは漫画家という職業特有のストレスのためだろう・・・って41歳寿命説と関係なくなっているし(笑)。

 この漫画が刊行されたのは2000年前後、それから11年が経過して平均寿命が41歳になるどころか年々伸び続け、氏もすぐ死ぬどころか今だ、現役で漫画家を続けていらっしゃる。氏はご自分の書かれたこの巻末コメントについて今、どうお考えになるだろうか。それとも、そんな巻末コメントのことなどとうに忘れてしまっているのだろうか。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に気が狂って膳でラーメン+替玉。本日の出来は今ひとつ。380円という値段に合ったあまり美味しくないラーメンという感じである。夕食はカンパチの刺身、生野菜たっぷり、肉じゃが。ビール2缶飲む。カンパチの刺身が抜群。養殖ながらしこしことした歯ごたえがたまらん。ふんがふんがと鼻息荒くして食べていたらいつの間にか16パック分も消費してしまっていた。あまり食いすぎたのでせっかくの炊きたてゴハンを丼4杯しか食べられなかった。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『殺人犯』の続き。あはははは、こりゃ、凄い、完全なトンデモ映画だよ、わはははは。意外すぎる犯人の正体、なんと養子にしていた息子だった。この子供は成長しないという奇病で外見は6歳くらいなのだが実際は40なのだ、どうだ、おそれいったかというオチに思わず爆笑してしまう。

 障害を持つ身ゆえのねじくれた憎悪という怖がらせどころは分るものの、あまりにも細部がいい加減でこの怖さが雲散霧消してしまうのだ。子供の体だからあんまり力が必要なことはできない、だから連続殺人など不可能であると観客に思わせておいて、浮浪者みたいな共犯者がいるので全てOKというのも開き直りがすぎるというもの。

 いや、確かに意外な面白さには満ちていたんですけどね(笑)。

 ハイビジョン画質はノイジーだが、ハイコントラストで立体感に溢れている。ただ海面が波立つ場面で派手に画像破綻していたのが残念。音声はステレオ。綺麗にサラウンドしてくれてリア音場の距離感まで表現してくれる。

 終了後、ハイビジョン版「トップをねらえ!#4#5」を続けて。しかしなんですなあ、何度見てもあの「コーチが宇宙放射線病に」の件でプッと吹いてしまいますなあ。

 その後、シャワーを浴びて自炊。

 午前12時に終了してプロジェクターを再起動。3D番組の「3D3D」を見る。東京モータースポーツショーを扱った3D番組である。クローズアップ、特に車のエンジンルームを写した場面などはごく自然な立体映像を楽しめるのだが遠景はクロストークが出まくりで目がちかちかしてくるほど。これはもう少しなんとかならないものか。

 就寝午前2時過ぎ。

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2011年10月27日 (木)

10月26日(水) 絵文字開脚

 「ジョイ・トイじゃねえか、この野朗」に続くインリン・オブ・ジョイトイ駄洒落第2弾!北杜夫死去。炊き立てのゴハンと言えば未だにイメージしてしまうのが楡病院の飯炊きだったりするのだけれども(笑)、やはり一番影響を受けたのは短編の「贅沢」(「へそのない本」収蔵)である。

 ネタバレ

 粗末な小屋で寝起きする老人。彼は七輪でゴハンを炊き魚を焼いて美味そうに食う。実はこの小屋は巨大宇宙船の中。老人は自分を一緒に連れていくという条件で宇宙船建造の一切の費用を引き受けた。この老人の専用の施設がこの小屋だったのである。この小屋に重力を与えるために宇宙船は巨大化し費用も倍増。そしてなんともイジワルなことに煮炊きの臭いが換気設備を通して宇宙船中に広がりカプセル食しか摂れない乗組員たちに地団太を踏ませるのである。

 そして老人からの次の魚のリクエストで話は終わる。それは「クサヤの干物」だった。

 最初に読んだとき、「なんとフシギなことを考える人だ」と仰天した。この驚きと感動は後のF・ブラウンの「天使虫」と同質のもので、この二つの作品との出会いが後年の私を作ったと言っても過言ではない。これさえなければオタクにもならず、マトモに結婚して今頃は子供を2人くらいこさえていたとしてもまったくおかしくはない・・・なんてことにはやっぱりならなかったろうけど(笑)。福岡生まれの私は当然のことながら「クサヤの干物」がどんなものかまったく知らず、オチの面白さを完全には理解できなかったのが今でも残念である。

 ともあれ、ご冥福をお祈りします。

 本日は休み。午前9時に起床して身支度拵え事務所へ出る。日記付けを済ませて車でお出かけ。まずは昼飯に長寿ラーメン。2回続けてほぐされてない替玉が出てきたので懲りたんじゃなかったのという人もおられましょうが、何しろ、50円値引きのサービス券が2枚あったものですから(笑)。

 やっぱり替玉はほぐされてなかったです。

 帰宅してプロジェクターを作動させレンタルブルーレイの『ファースター 怒りの銃弾』を見る。ドゥエイン・ジョンソン主演の復讐ものというと、ガンアクション、パンパン、カーアクション、ブーン、ブーンというイメージであるが、この映画はそうした予断を上手く裏切ってくれる。

 ドゥエイン・ジョンソンのほかに、複雑な事情を抱えたヤク中警官 ビリー・ボブ・ソーントンや殺し屋 オリヴァー・ジャクソン=コーエンを配し、見ごたえのある人間ドラマを作りこんでいるのだ。ただ、あまりにもやりすぎていてクライマックスの流れを完全に阻害してしまっているのが残念(笑)。ぼんやりしていると意味が分からなくなってしまうのである。

 ハイビジョン画質はノイジーであるが、非常に解像度が高く力のある映像を見せ付ける。音声はDTS-HDマスターオーディオ。巧みに配された重低音、きっちり定位する台詞など、こちらの方は文句のつけようがなし。

 終了後、事務所へ行って亀の世話など。

 午後4時に帰宅してまたまたプロジェクターを起動。今度は輸入ブルーレイの『Dead Cert』 マフィアとヴァンパイア軍団が戦うという低予算B級ホラー。一応、DT-HDマスター音声が収録されているものの英語字幕はなし。ヒーッ。しかもロンドンを舞台にしているので登場人物のほぼ全てがきついコックニーの英語を喋るので全然聞き取れない!ヒーッ。台詞の音量レベルが低いので尚更聞き取れない、ヒーッ。

 台詞の理解度は15パーセントぐらいだと思う(笑)。

 それでもなんとかストーリーが追えるのがこの手の映画の良いところ。要するにマフィアが経営しているナイトクラブの土地がヴァンパイアの聖地みたいなものだったのでヴァンパイア軍団がそれを取りかえそうとするのである。最初は破格の金額での購入を持ちかけるのだが、断られてしまう。するとなぜか、「あんたのところがやっているベアナックルファイトでナイトクラブ賭けましょうや」となってしまうのだ。ウソのようだが本当なので仕方ない。相手はヴァンパイアだからあっさり代表選手が殺されてしまいナイトクラブは奪われてしまう。

 そしてこのヴァンパイアに20数年前に妻子を殺されたという男が登場。彼のアドヴァイスを元にマフィア達はヴァンパイア軍団に逆襲を試みる・・・。

 いやー、物凄く面白くなかったですけどね(笑)。ナイトクラブの地下でえんえん話をして時間つぶしをしているのが物凄くタイクツでした。

 ハイビジョン画質は暗部にノイズが乗る。ハイコントラストで派手な映像なのだが、その分不自然であり違和感を禁じえない。音声は前述のごとく台詞のレベルが低く聞き取りが不可能に近い(笑)。サラウンド音場も映画の内容に相応しい非常に貧乏なもので少ない音数を音量だけでごまかしている。

 夕食は鶏の水炊き、鯵の叩き。ビール2缶飲む。ゴハンは丼7杯ほど。ゴハンに鍋のスープを入れて雑炊風にするといくらでも食べられてしまうのだ。〆のコーヒーは如例。

 さあ、またプロジェクターで映画をと思ったのだが、何故か気が乗らずテレビを見ながらの読書となった。読むのはもちろん、Kindleの「フルダーク・ノースターズ」 第2話の「ビックドライバー」がこれまた面白く2時間ほど夢中で読んでしまう。あ、いつの間にか本を半分読んでしまったぞ。これだったら今月中に読了できそうだ。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 終了後はプロジェクターを再起動させて日本映画専門チャンネル録画の『クレージーの怪盗ジバゴ』 予期せぬ追悼となった。

 就寝午前1時過ぎ。

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2011年4月14日 (木)

4月13日(水) タイコの改新

 「ノリスケさん、イクラ、今日から田地や民はすべて天皇のものにします」「えー、そんなー」「ぱぶー」 ipadでキーボードを使いたい!一昔前の「電波少年」 松本明子の叫びみたいなことを考えている。もちろん、ipadには純正のキーボードがあって、ブルートゥース(Bluetooth)接続で動作する。ブルートゥースってブルースブラザースやブルースの女王淡谷のり子の親戚か!というくだらないことを考えなければこれを使うのが一番簡単であろう。しかし、この方法だとまたキーボードを買い足さなければならない。私は現在、ノートパソコンに使っているUSB有線接続のキーボードを共用したいのである。

 こんな時に頼りになるのはやっぱりネット。検索してみると今ひとつ確定的ではないけれどもCamera Connection Kit(デジタルカメラ接続キット)を使えば接続できるという情報があった。公式な「大丈夫ですよ、接続できますよ」というアナウンスメントはされていないようであるが、使えればいいのである。またキーボードの接続を考えなくてもいずれはこうした接続キットが仕事上必要になるであろう。一石二鳥とはまさにこのことで、即座に導入を決定。今月の購入枠は使い切ってしまっているので実際の購入は来月になるけれども。

 本日は休みであるが、重要な打ち合わせがあって午前中はそれに忙殺される。終了後、ラーメン一番山にてラーメンに鳥唐揚げ3個、生野菜、小ゴハンがつく唐揚げ定食で昼食。正直言ってこれは失敗であった(笑)。唐揚げにはレモンを絞るのであるが、これが箸に付着してラーメンを食べる時に味が変わってしまう。唐揚げそのものは揚げたてで大変に結構なものであるがそのせいでラーメンが不味くなってしまっては本末転等というものだ。

 それから自宅に戻って自炊作業を1時間ほど。とり・みきの「ポリタン」や「これで安心。」、「吉田さん危機一髪」などの古い単行本を電子化する。「ポリタン」など一部にカビが生えてしまっているのだが、電子化すると痕跡は残るもののそれがカビであることがまったく分らなくなる。電子化のメリットはこんなところにもあるのである。

 その後日本映画専門チャンネルで録画しておいた『誘拐ラプソディ』を見る。誘拐しちゃった子供が実はヤクザの組長の息子というシチュエーションの面白さは分るのだが、コメディとしての演出がもたもたしており、その良さをスポイルしている印象。主人公が獄中で師匠から聞いた「絶対成功する誘拐の秘訣」が実は黒澤明の『天国と地獄』のパクリであったというギャグも今ひとつ分りづらい。

 その分、主人公と誘拐した少年の別れなど観客を感動させようという演出がなされているのだが、これがしつこくてちょっとイヤになってしまった。

 ハイビジョン画質は日本映画専門チャンネルとは思えないほど抜けの良い高画質である。画面の破綻はあるものの、WOWOWを超えるのではないかと思えるくらいの鮮烈な発色が素晴らしい。音声はステレオだったけれどもサラウンド感に優れ何の不満も覚えなかった。

 終了後、事務所へ行って日記つけや亀の世話など。

 夕食は肉じゃが、天然鰤の刺身、生野菜。ビールを2缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『マルタの鷹』を見る。分りづらい会話、ストーリーに苦悩(笑)。途中で訳が分らなくなり何度か再生をやり直しして確認したほどである。惚れた女をあっさりと警察に突き出す有名なラストは大変にカッコいいものの、この分りづらさが祟って楽しめたとは言いがたい。

 映画が悪いのではありません。ひとえに私の理解力の問題です。

 モノクロハイビジョン画質は暗部に例の明滅が発生。ノイズも増えて明るい場面での好印象を吹き飛ばしてしまう。

 終了後、シャワーを浴びてお酒。お供は漫画。本日、電子化してipadに放り込んだ「ポリタン」などである。久しぶりの「コマ現爆弾」のギャグはやはり素晴らしい。若き日のとり・みきの才気を如実に感じさせる。

 就寝午前1時過ぎ。

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