2009年12月20日 (日)

12月19日 『女将男』

 「さつきさん、どうしたんですか、ご気分でも悪いんですか」「うがああ」「わああ、ぎゃあああ」「きゃー、蒼太さん!」 元ネタはロン・チャ-ニィ・Jrの『狼男』と漫画 『蒼太の包丁』から。へへへ、この組み合わせは分からなかったでしょう。ちょっと驚かされたのが映画『クリスマス・キャロル』についての2ちゃんねるの反応。みんな、原作の「クリスマス・キャロル」を読んでいないんすか。「クリスマス・キャロル」なんて小学校の頃にみんな読むものじゃないんすか。みんな、「世界名作全集」とか読んでいなかったんすか。この全集に入っていたスタインベックの「赤い子馬」とか牧童が難産の母馬をハンマーで撲殺し、体を切り裂いて子馬を取り出すという凄い話で読んだ私はびっくりしたもんですが、そんな体験、みんなしていないんすか。

 それにあの間抜けな感想はなんすか。『3人のゴースト』のパクリなんていうのは論外として(笑)、いや、本当にいたんすよ、そういうこという人が、「スクルージはケチで冷血、でも誰にも迷惑かけているわけじゃない、そのままでいいじゃないか」って、あんた、そういうことをやっていると体中に鎖を巻きつけられ死後の安息を得られなくなるってマーリーの幽霊が言ってじゃないすか、なんでぜんぜん分かっていないんすか。また「寄付を断るのがなぜいかん。こんなのは日本の価値観に馴染まない」って金持ちで寄付しなければ嫌われるに決まっているじゃないすか、日本でもイギリスでもそういう価値観は同じっすよ。

 なんでみなこの大不況の中で「蟹工船」読むくせに「クリスマス・キャロル」はダメなんすか。私は本当に訳が分からないっすよ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にカップ焼きそばと市販のお握り一個。

 午後5時半に事務所を閉め徒歩で天神へ向かう。本日は我が葛の会の忘年会、会場は南区の赤鳥なのだがその前に天神の本屋で「酒の細道 #26」を買っていこうと思ったのだ。近くの本屋ではまだ入荷していなかったけれども天神ならばなんとかなるだろうと考えたのだが、これが大間違い。やっぱり入荷していなかった。あまりのショックでその場に座り込み「ああ、神は我を見放した」と叫ぶ。近くにいたお客さんがびっくりしていっせいに逃げ出したのが愉快であった。

 その後西鉄電車で会場至近の高宮駅へ移動。改札口でぴんでんさんと彼の愛娘Y嬢と会う。やあやあと挨拶して徒歩で会場である赤鳥へ。幼児の足に合わせたので思いのほか時間がかかり到着は午後7時を一分ほど過ぎたあたりであった。道中、ぴんでんさんより第二子誕生のお祝いで贈っていた紙おむつのお礼。「どうしてウチがパンパース使っているって分かったんですか」ってあなた、それはこの前の飲み会であなた自身が散々言っていたことじゃないですか(笑)。そういうとぴんでんさんは「すっかり忘れていた」と頭をかいたのであるが酒が入っていたとはいえ、いくらなんでもそれは忘れすぎでしょ。

 すでに赤鳥には他の参加メンバーである獅子児さん、たけうちさんが到着されており、さっそくに宴会を開始する。食ったもの、肝刺し、心臓刺し、鶏冠刺し、エンゼル焼き、鶏冠焼き、筋肝焼き(あったか、こんなメニュー)、鶏唐揚げ、とり皮酢の物、後は鍋。刺身と焼き物が多く元来小食な!私は鍋の前にすっかり腹が出来上がってしまっていた。それでも鍋の野菜や肉団子、鶏身などはなんとか食べたのだが〆のちゃんぽん麺はもう一本も入らず(笑)。飲んだもの、生ビールを三杯、天狗舞純米の熱燗を1本、あとはいつもの焼酎黒霧島をボトルで。

 Y嬢がいるゆえ二次会などの悪乗りはできず、午後10時?11時頃の解散となる。それでもちゃんと黒霧島ボトル1本飲みきったのはさすがというべきか(笑)。

 皆さんとお別れしてタクシーで帰宅。あまりの寒さに震え上がりストーブをがんがんに炊いて着替えベッドに潜り込んだ。

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2009年12月19日 (土)

12月18日(金) ディーガに冠を正さず、家電に履を納れず

 世界初!家電駄洒落。えー、この度の大買い物で(また、ソレかい)興奮しきっているワタクシですが、この買い物で本当に凄いのはプロジェクター、ブルーレイプレーヤーを買ってなおかつ10万程度の余裕があること(ローン入ってるけどな)。最初はこのお金でモノラル・パワーアンプ NuForce Reference9 V2 SE のV3アップグレードを考えていたのだがどうもネットでの評判が良くないようである。今の段階でも音質には十分満足していることもあって、急速にその気持ちが萎えてしまったのだ。ならばどうするか、旅行にでも行くか、いやいや、出不精のこの私がイベント目的ではない旅行などとんでもない。だったらソープにでも行って長年溜まりに溜まった男の精をぶちまけてくるか、旅行以上にありえない。風俗に金を使うなどもったいなくてできん。オナニーで十分だ。

 そうするとやっぱり何か買おうかという話になる訳で。今考えているのは最近HDDの容量不足を痛感しているブルーレイレコーダーのグレードアップ。価格COMによると最新のBW-870が10万ちょいとなっているので金額的にはまったく問題なし。さらに現用のBW800を売却してそのお金で 光城精工のハムイレイザー Hum Eraser <KA01>なる電源コンデショナーを導入するのもいいな。

 いやいや、ここはひとつ今後のために思い切って超高級HDMIケーブルを導入するのもよかろう。SILVER SIGNATURE HDMI(7メートル)で7万円!を買ってプロジェクターに接続。あまったお金でハーモニクスのチューニングベース RF-57MkIIを買えば無駄なくシステム全体のグレードアップができるではないか。

 ほんと、最近の日記は能天気ですいませんね。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にカップうどんと焼いたソーセージを4本ほど。夕食は昨日に引き続き母親がいなかったのでコンビニ飯。大海老マヨネーズ和えとシシャモをつまみにビール2缶飲む。仕上げは残りゴハンでテキトーに作った雑炊。鍋にお湯を沸かして粉末のイリコだしをブチ込み冷蔵庫にあった刻み油揚げを煮る。そして水で洗った残りゴハンを入れ味ポンで味付け。しかるのちに生卵を投入しぐりぐりとかき混ぜたら出来上がり。自分でも本当にテキトーな作り方だなと思うが(笑)これが意外にンマかったのですよ。〆のコーヒーはもちろん如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『ハンサムスーツ』を見る。基本のアイデアが優れており、また豪奢なつくりにも感心させられる映画であったが、ぜんぜん面白くなかった(笑)。もー、とにかくギャグのレベルが低い、低い。矢継ぎ早に繰り出されるギャグの打率が一割以下。ラスト近くで北川景子が「ブスになれるスーツ、ブスーツです」としょうもない駄洒落を言った時本気で頭に来たぞ。

 監督とか脚本の人はほんとうにあんなギャグが受けると思ってやっていたんすか。

 ハイビジョン画質は映画のポップな色使いを再現しようと頑張っていたのだが・・・時々えらいノイズが出ておりましたな(笑)。5.1チャンネルサラウンドはリアの情報量が非常に多く精密に構築された音場をきちんと描写しているのがよろしい。

 その後シャワーを浴びてから新プロジェクター DLA-HD550の導入準備。まずプロジェクターキューブからソニー VPL-VW100を外す。それなりに慣れた作業なのであるが何しろものが20キロ近いので体力と神経を使わされる。すでにこの段階でヒーヒー言わされたのだが(笑)ここで終わるわけにはいかぬ。ちょっと休憩してから屋根裏の収納庫よりVW100の箱を取り出す。そしてさらにヒーヒー言いながらVW100を中に収めたのだった。後はリモコン、マニュアル等の付属品を入れて梱包作業はようやく終了。まあ、新プロジェクターが届く日曜日にはこの馬鹿でかい箱を一人で一階に下ろしさらに事務所まで持っていかなくてはならないのですが。

 それからプロジェクターキューブの小改装。HD550は通常設置にするつもりなので棚板を下に下げたのである。こちらは割りとスムースに行って30分ほどで作業終了。

 スムースに行ったといっても全部の作業が終わったのは午後11時近くでしたけど(笑)。その後はお酒。お供は録画しておいた「タモリ倶楽部」 へろへろと酔いながらHD550やDVD-A1UDの記事が載っているHiVi誌のバックナンバーを読む。もんのすごく楽しい。

 就寝午前2時過ぎ。

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2009年12月18日 (金)

12月17日(木) ひとまねコギャル

 はやりモノはとりあえず何でも真似します。昨日の大買い物の余韻が納まらぬワタクシである。もう発注後、朝から晩までプロジェクター DLA-HD550のことで頭が一杯である。もうビクターのサイトから取扱説明書をダウンロードして、暗記してしまうほど読み込んでいるのである(笑)。

 また到着が予想される日曜日までにいろいろ準備を整えておかねばならない。まずは旧プロジェクター ソニー VPL-VW100をプロジェクターキューブから外し梱包。モノが大きくて重い(20キロ近くある)ため大変であるが、ランプ交換で同じことを一人でやっているのだ。なんとかなるさ。そして次にプロジェクターキューブの小改装。擬似天吊りをしていたVW100とは違ってHD550は通常設置の予定。足をねじ止めできるようアングルをさかさまに付け直さなければならない。またネジ(M5サイズ)はVW100より1本多い4本使用となるのでこれの買い足しも必要となる。プリントアウトしたHD550の各種サイズを元に棚の間隔なども調整し、届いたプロジェクターをぽんと乗せてネジ止めするだけで大まかなセッティングが完了となるところまでやるつもりだ。

 そこまでやっていないと、すぐに映像を映し出すことができませんからなあ。もうこの段階で早く見たい、早く見たいとストリップ小屋にきた中学生みたいな状態になっているでしょうから、余計な時間は一分一秒たりとも掛けたくないのであります。

 あとブルーレイプレーヤーのDVD-A1UDについて。これは36回ローンでの購入。いくら安いったって、ローン手数料・金利が掛かれば同じだろう、このエロの冒険者という男、ばっかじゃないのなどと考えている人にちょっと言っておきます。この36回ローンは販売店のキャンペーンで無金利なのです。現時点の価格COMの最安値よりさらにん万円安く(プロジェクターと同時購入ということでさらにちょびっとだけ値引きして貰いました)、おまけに無金利なのだから、買わない方が野暮ってなもんですよ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食べたもの、昼飯にアンリミテッドランチの日ではないのに膳のラーメン。年末だからいいのだと自分を納得させながら食う。夕食は母親が出かけていたのでスーパー飯。蛸ブツ、鳥わさ、鳥笹身と深葱の炒め物というお馴染みのメニューでビール2缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『譜めくりの女』を見る。かなり無理のある映画でヒロインの目的もなかなかはっきりしない。普通に考えればダメな映画であるが、この作品の場合、その分からなさが逆に魅力になっているようだ。ただ、それだけに終盤、ヒロインの目的が復讐であり、その手段として息子を腱鞘炎にしたり女流ピアニストをレズの虜として夫との仲をぶち壊したりすると判明した瞬間にがくりと面白くなくなってしまう(笑)。

 ヒロインを演じたのはデボラ・フランソワ。自分の行為で起こるであろうあれこれのことを想像してにやにやしながら田舎道を歩く表情になんとも言えない凄みがある。垢抜けない美貌も妙にエロチックであのチェリストがセクハラしたくなるのも良く分かるというものである(笑)。まあ、オッパイを揉んだ代償にチェロのエンドピンをぐっさり足の甲に刺されてしまったりするけどね。

 ハイビジョン画質は久しぶりのヨーロッパ映画画質。発色の抜けが悪く全体的にノイジー。最近のヨーロッパ映画はハリウッド最新作みたいな明るい高画質のものが多くなっており、逆にこの手の画質が懐かしく思えてしまうのであった。AACはステレオ音声。演奏会の場面などハイファイの音がきちんと出ている。

 シャワーを浴びてお酒。プロジェクターを再起動させてこの間録画保存したハイビジョン版『電送人間』を30分ほど。この画質が素晴らしい。発色が非常に良くまた解像度もとびきり高い。あの海軍バーのおねえちゃんのセーラー服がこんなにキレイに描写されたことがあっただろうか、いや、ないと古文の反語みたいなことを言いたくなってしまったほどだ。そしてこれを新プロジェクターで見たらもっともっと高画質になるなと考えてけけけと薄気味の悪い笑い声を発したのであった。

 就寝午前1時過ぎ。

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2009年12月17日 (木)

12月16日(水) 祝詞泉に囲まれて静かに眠るブルーシャトー

 元ネタは若い人には絶対分からないと思う。「森トンカツ、泉ニンニク、かーこーまれテンプラ」とか、昔はつまらないことで喜んでいたよなあ。アメリカより輸入ブルーレイソフト 『Ben 10: Alien Swarm』 『Cyclops』 『Night of the Creeps』 『Righteous Kill』 DVDは『How to Make a Monster』『Blood of Dracula』が到着。12月8日の発送だったのでおおむね9日間でついたことになる。最近は平均10~14日かかるようになっていたのでずいぶんと早い到着だったといえよう。もっとも、残りの『イングロリアル・バスターズ』は12月15日発売の筈なのにまだ発送されていないけどね(笑)。

 すいません、やっちゃいました。某販売店で現用プロジェクター VPL-VW100にキャンペーンで大変な下取り価格がつくことが分かったので、ビクター DLH-HD550の導入を決めてしまいました。だって、だって差額がほんのじゅうん万円なんだもの、これは買わない方がおかしいっすよ。そしておまけになんとデノンのフラッグシップブルーレイプレーヤー DVD-A1UDも注文。こちらは36回払いのローン。こちらもDVD-3800BDを下取りに出して毎月の支払いがん万ん千円。プロジェクターの到着は12月20日。プレーヤーはローンの手続きが済んでからの発送になる。あああ、今から楽しみで楽しみでならないよ。

 いや、それにしてもこんな大きな買い物をするとどきどきしますな。金銭的にはまったく問題がないのだが、それでも落ち着かない。日ごろの貧乏根性がうかがえるというものである(笑)。

 本日は休み。午前9時半に事務所へ出て日記つけとネットのチェック。それから例によって徒歩でお出かけ。今日はちょっと趣向を変えて高宮方面へ出かける。かねてから気になっていた鉄板焼肉屋で焼肉定食+ビールでもやろうかと思っていたのだが、なんと本日は臨時休業。くーっと悔しがって近くのうどん屋でごぼう天うどん+ミニ親子丼を食って昼食とする。それから西鉄電車で天神へ。その後はいつもどおりの漫画喫茶3時間。それからジュンク堂をちょっと素見してまた徒歩で事務所に戻る。やたらに寒く歩いていても体がちっとも温かくならない。ミクシィへの書き込み、受け取り仕事などして午後5時過ぎに帰宅。

 ビール一缶飲みながら日本映画専門チャンネルで録画しておいた『大学の山賊たち』を見る。これも多種多様なキャラクターの描き分けに魅力あり。また男性グループ、女性グループのスキーツアーという当時の最先端(であったろう)の風俗と古風な幽霊話との組み合わせも今の視点から見ると逆に新鮮な趣がある。

 ただ、残念なのは某国の王子様がお忍びでスキーに来るという設定がまったく生かされてないこと。ラストで藤村有弘がちょっと出てくるだけというのはあまりにもったいないのではないか。

 ハイビジョン画質は鮮烈な雪の白さが印象的。山小屋のセットにもハイビジョンらしいリアルさが感じられる。

 夕食は昨日のあまりもの(笑)。モツ鍋とマグロの刺身。またビール一缶飲んで仕上げにゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『蛇男』を見る。映画そのものは大変に面白かったのだが、離婚調停にあんな写真を持ち込むものかという疑問が残る。隠し撮りならともかく、きちんと照明が使われたスタジオで撮影されたSMセックスの写真など浮気の証拠に使えるものか。どうみたって非合法な状況で撮影された写真でこれを見た人はみんな「あ、この人は罠にかけられたのだな」と思うに決まっている。「ハメた」のではなく「ハメられた」と上手いことを言う人だって出てくるにちがいない(笑)。

 ハイビジョン画質はちょっとグレインがわずらわしいか。黒の沈みは非常に魅力的でこの映像を見ると「次期プロジェクターはもう少し待ってもいいかな」という気持ちに・・・なるかな。ステレオ音声は気持ちよくサラウンドしてくれる。BGMは高音の伸びに優れていた。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 終了後、ひとつプロジェクターでこの前録画保存したハイビジョン版『電送人間』など見てみようかと思ったのですが、急速に眠気がさしてきてあえなくダウン。ぐーぐー寝てしまいました。

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2009年12月16日 (水)

12月15日(火) 和田は徹子になる

 「わだばゴッホになる」→「わだば手塚になる」(とりから往復書簡参照)→「和田は徹子になる」 この見事な駄洒落三段活用を見よ! 今後のAV整備計画 まずボーナス+12~15回のローンでデノンのフラッグシップブルーレイプレーヤー DVD-A1UDを導入。このローンが終わり次第同じデノンのAVプリアンプ AVP-A1HDを36回ローンで導入。ここで憧れのデノン4thリンクでのジッターフリー伝送環境が構築される。また、この時退役することになるオーラ AVプリアンプVARIEのヤフオクで売却。モノラル・パワーアンプ NuForce Reference9 V2 SE をV3ヴァージョンへアップグレード。そして現用プロジェクター VPL-VW100のローンが終了したのを見計らって次期プロジェクターを48回乃至60回ローンで購入。

 このロードマップ、どこにも隙のない完璧な計画だと思われたのだが(笑)。

 ここに来て突然、まったく別の考えが浮上してきたという・・・。その考えとはパイオニアのフラッグシップブルーレイプレーヤー BDP-LX91をボーナスで購入。そして24~36回のローンでプロジェクター ソニーVPL-VW85かビクター DLA-HD550を導入することだ。この場合も退役することになるVPL-VW100をヤフオクで売却。その代金をNuForce Reference9 V2 SEのアップグレードにあてることができるのである。

 
BDP-LX91は確かに今年のHiVi誌「冬のベストバイ」でDVD-A1UDに後塵を期した。しかし、かってはHiVIグランプリを獲得したほどの実力を持つプレーヤーであり、しかも現在なら26万程度で買えるのである。そしてVW85、HD550の新世代プロジェクター群は価格においてVPL-VW100の半額程度であるが3年の月日がその差を補ってあまりあるほどの進歩を実現させている。

 このブルーレイプレーヤーとプロジェクターの組み合わせは私のAVシステムにいち早く大幅な画質・音質の向上をもたらすであろう・・・、だけど、DVD-A1UDAVP-A1HDの組み合わせによるジッターフリー伝送も思い切れないんだよなあ。でもこんなこと考えていると私の脳内事業仕分け人が「1位じゃないとダメなんですか、2位じゃダメなんですか」と金切り声を上げてローン金利がぐっと下がるBDP-LX91とVW85乃至HD550の組み合わせを推奨してくるのだ。ああ、私は一体どうすればいいのだろう。

 こんな不景気な世の中、こんな能天気なことで頭を悩ませている私はなんという果報者であろうか(ローンだけどね)。


 仕事はまあ、いろいろあった。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーガーとコーヒー牛乳。昼飯に柔麺一把。例によって歯がなくなった年寄りの食事か!とツッコミながら食う。夕食は鯛の刺身(昨日の残り)、ブリの刺身、モツ鍋。ビール2缶、お握り(昨日の残り飯で作った奴)を2個。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイの『ナイトミュージアム2』を見る。舞台がスミソニアン博物館になってなるほどスケールは大きくなったけれども、逆にストーリーが1本調子になってしまって面白いとは言いがたし。前作のごとく、ダメ親父の権威をいかにして復権させるか、謎の石版のおかげで大混乱に陥った博物館をどうやって元に収めるか、というサスペンスの妙味がないのである。実は臆病だったカスター将軍という面白くなりそうなキャラクターも使いこなせておらず、むやみにごちゃごちゃとするばかりであった。

 アメリア・イアハートの活躍は良かったけれども、さすがにそれだけじゃどうにもならないのだ。

 ハイビジョン画質も期待外れ。解像度が取れておらずもやっとしたノイズが目立つ。DTS-HDマスターオーディオ5.1チャンネルサラウンドは後半のアクションシーンで大活躍。前半でもう少し細やかな環境音の表現をしてくれていたらもっと良かったのだが(笑)。

 シャワーを浴びて今度は途中まで見ていた日本映画専門チャンネルの『暗黒街の顔役』を見る。いつでもやりすぎる佐藤充とか(笑)、異様なまでにダンディな兄貴分の平田昭彦とか、必要以上に朴訥な三船敏郎とか、出てくるキャラクターがみんな面白すぎ。盗みの現場を目撃した女の子を無残にも車でひき潰したりするなど結構酷いことをやっているのに、このキャラクターたちのお陰でカッコいい犯罪群像劇になっているのが岡本演出の凄さか。

 ハイビジョン画質は黒が沈みきっておらず、また発色も地味。それなりの奥行き感、立体感はあるもののちょっと頂けない画質であった。

 その後いつものごとく本を読んだりテレビを見たり。就寝午前2時半。

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2009年12月15日 (火)

12月14日(月) Diarrhoea! Diarrhoea!Diarrhoea!空の彼方に踊る影

 英単語Diarrhoea(下痢)を「ガッチャマン」の主題歌と組み合わせた高度な駄洒落。名のある駄洒落達人に師事して少なくとも10年以上の厳しい修行に耐えなければこんな発想はでてくるものではない。J:COM、BDドライブ搭載の500GB HDD内蔵STBを採用のニュース。

 <http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20091214_335819.htmlより引用開始>株式会社ジュピターテレコム(J:COM)は、CATVサービス「J:COM TV デジタル」利用者向けに、Blu-ray Discドライブを搭載した新STB「ブルーレイ HDR」(TZ-BDW900J)を2010年1月下旬より順次提供を開始する。月額料金は長期契約タイプが2,625円、標準契約タイプが3,675円(ともにCATV料金は別)。12月14日より予約受付を開始する。 提供開始時期については、関西エリアが1月22日から、札幌、仙台、関東、九州エリアが2月下旬からを予定しているという。 TZ-BDW900Jは、BDドライブと500GB HDDを内蔵したパナソニック製のSTB。BDやHDDへの録画機能を備える。チューナ2基を搭載し、2番組同時録画も可能。MPEG-4 AVC/H.264にエンコードしてのフルHD 8倍長時間録画にも対応する。 そのほか、フリーワードによる番組表検索など、EPG機能も強化。外出先からのリモート録画にも対応(2010年4月1日以降提供予定)。パソコンや携帯電話などを使って番組録画を行なうことが可能になる。<引用終了>

 私の使っているハードディスク内蔵STBが1ヶ月の使用料800円。これにAVCREC録画可能なDVDドライブがついたHDR+が1,500円、そして今回のブルーレイHDRが2,625円。ほぼ3倍となるわけでこれはさすがに割高に感じられるか。それでも入力端子が充実していたなら、このブルーレイSTBを導入し、BW800を売却してモノラル・パワーアンプ NuForce Reference9 V2 SEのアップグレード料金に当てていたのだろうが、生憎入力と名のつくものはiリンクのみ。

 これではとてもBW800を手放すことなどできないので、今回はそのまま静観させて頂きます。

 このSTBのニュースに関連して思い出したこと。先日報告したBW800の編集機能の異常であるが、いつの間にか完全に直ってしまっている(笑)。もうまったく何の心配もなく日本映画専門チャンネルHDで録画した映画の最初と終わりを削除できている。ウウーム、いったい、あの症状は何だったのかしらん。HDDの容量ぎりぎり一杯まで録画を溜め込んだのがいけなかったのかな。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。食ったもの、昼飯にインスタントラーメン、チャルメラ。夕食に鯛の刺身、生野菜、そしてカレー。新鮮な鯛の刺身が特に美味であった。ビールを一缶、カレー一皿、〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『ルイスと未来泥棒』を見る。あの家族のキャラが濃すぎて中だるみしていた感は否めないし、あの悪役の正体が割りと早めに分かってしまうのも大きなマイナス。ストーリーに関する興味がその時点で薄れてしまうからだ。お助け帽子によって時空改変された世界の不気味さ、また、それがルイスの活躍によって元の時間軸に復帰していく映像など見所は多いだけにこのストーリーの弱さがなんとも惜しい。

 ラストのオチでちょっと混乱する。ああ、そうだ、彼は捨て子で身よりはなかったんだな。あれは本当の親ではなくて養父母なのだと気づくまでちょっと時間が掛かってしまった。私の頭もちょっと鈍いかも(笑)。

 ハイビジョン画質にはとりたてて不満なし。未来・現在・過去で色調がそれぞれ違うという凝った色彩設計をきちんと再現してくれる。AAC5.1チャンネルも音の移動感の鋭さがグッド。低音の効果も申し分なし。

 シャワーを浴びてから輸入DVDで『Undersea Kingdom #3 Arena of Death』を見る。エレベーターシャフトへ落下したコーリガン、とっさに壁のワイヤーを掴みます。そのままワイヤーを伝って塔の下部まで降りていくのですが、いやあ、これはウソでしょう(笑)、前回のラストでコーリガン、思いっきりシャフトの中で落下していたよ、絶対死んでいるよ、あれ。

 まあ、ここで主人公がぐちゃりとシャフトの底に落ちて潰れてしまったら話が終わってしまいますので見なかったことにしますけど(笑)。

 さて、エレベーターシャフトの底まで降りてきたコーリガン、ドアの隙間からウンガ・カーンの兵士たちの話を盗み聞き。「いやー、あのガキを取り逃がしちゃってさ、シャラダの都市に連れて行かれたみたいだな」コーリガン、ビリーを助けんとシャフトから飛び出して兵士たちと大立ち回り。4人ばかりのしたところで馬を奪って逃げ出します。後をおうウンガ・カーンの軍勢。コーリガンは馬をどんどん走らせてシャラダの都市へ到着。馬の背中を使って城壁へよじ登り中へ入っていったのでありました。

 彼はシャラダの兵士たちに「私はシャラダに会いに来た、彼はどこにいるのだ」と聞くのですが、彼は肝心なことを忘れていました。彼はウンガ・カーンの塔に侵入する際に倒した兵士の服を奪って来ていたのです。ウンガ・カーンの兵士と同じ格好をした奴が信用などされるわけがありません。「やかましい、てめー、おとなしくしろ」地下牢へ放り込まれてしまいましたとさ。

 このことを聞いたビリーはシャラダに「ねえ、彼が僕の言っていたコーリガンだよ、釈放してよ」と頼むのですが、このシャラダ、なんと「いや、他の捕虜と戦わせる。そして生き残ったら自由を与えよう」一応、善玉のボスなのですが意外に野蛮ですなー(笑)。

 さて、一方、ウンガ・カーンの塔に取り残された教授とダイアナ。教授は「さっきの続きだ」ということでまたトランスフォーマーチャンバーに放り込まれてしまいます。今度は邪魔が入らず無事に3分チンされて出てきた教授はウンガ・カーンに「おおご主人様」と呼びかけるという・・・。「ぬはははは、見たか、教授はもうわしの完全な操り人形よ。まあ、心配するな、わしの地上征服がなった暁には元に戻してやるから」怪しいものです(笑)。激怒したダイアナ、「なんて酷いことをするのよ、コーリガンが黙っちゃいないわ」「ぬはははは、そのコーリガンがどんな目にあっているか自分の目で確かめよ」
 
 ウンガ・カーン、ダイアナを例のテレビ受像機の前に連れていきスイッチオン。その画面に映ったのは地下牢に放り込まれているコーリガンの姿。他に3人のウンガ・カーンの兵士も囚われています。そしてこの後すぐに衛兵がやってきて闘技場へ連れ出されてしまいます。ははあ、この兵士たちと戦わせようということなのか。

 さあ、民衆の大歓声の中、謁見テラスに姿を現すシャラダ。彼は側近が恭しくささげもってきた剣を空にかざして「さあ、囚人たちよ、自由のためにたたかえ」この合図で戦い始めるコーリガン。まあ、主人公たるコーリガンはむちゃくちゃに強くてすぐに3人のうち2人を投げ飛ばしてしまいます。これでチャリオットに頭をぶつけた2人はきゅうと失神。残る1人もぼこぼこに殴られて倒れます。この様子を見て大いに喜んだシャラダ、闘技場へ降りてきて「勇者よ、君は自由だ。この剣で負け犬を刺し殺してしまえ」やっぱり野蛮だよなあ、こいつ(笑)。

 コーリガン、差し出された剣を受け取るなりひざでへし折ってしまいます。「そんな残酷なことができるか、この馬鹿野郎」これでシャラダの兵士たちが怒りまして彼を取り囲みます。と、この時チャリオットに頭をぶつけて失神していた筈の2人が起き上がりシャラダを人質に取ってしまいました。彼らはじっと脱走のチャンスをうかがっていたのです。彼らはチャリオットにシャラダを無理やり押し込んで逃げ出します。この時コーリガンの腰に巻かれたロープがチャリオットに引っかかり彼はずるずると引きずられることになったのです。

 「第四章 Revenge of the Volkites」に続きます。

 この後、「やりすぎ都市伝説外伝 オーラの江原が教える最強パワースポット&禁断アメリカ都市伝説スペシャル!」を30分ほどみた。たまたまチャンネルを合わせたら「ケネディ暗殺が云々」とやっていたからであるが、ネタの古さに驚かされる。「ケネディは宇宙人の存在を公表しようとして暗殺された」「ケネディとリンカーンには偶然ではすまない多くの共通点がある」「マジェスティック12という秘密組織が存在している」「エドガー・ミッチェルが宇宙人を見た!」 もうなんだか25年前にタイムスリップしたような気分になった。これであの関なんとかが「ケネディを撃ったのは実は運転手だ」とか言い出したらどうしようかと思ったよ(笑)。

 あと、ちょっと酷いと思ったのだが関なんとかがいかにも初公開であるという風に持ち出してきた写真、あれは所謂「3人の浮浪者」で、事件当初はCIAのエージェントではないかと疑われたりしていたのだがその後の調査で実はたんなる見かけどおりの浮浪者であったことが判明している。(http://www11.atwiki.jp/voodoo65/pages/20.html 参照のこと)。確かにあのアングルの写真は見たことないが(或は裏焼きか)この件に関して怪しいところはまったくない。

 一応、信じるか、信じないかはあなた次第というスタンスをとって、責任逃れをしているけれども(笑)、あんな古くてしかも底の割れたネタを今さら麗々しく持ち出してくるのはちょっといかんのではないかと思うぞ。

 その後だらだらTV。午前2時半にいったんベッドに入ったものの眠れず自室へ戻る。1時間ほど我慢していたら眠気がようやくさしてきたのでこの機を逃さず就寝。やれやれ。

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2009年12月14日 (月)

12月13日(日) 暗喩が上手

 うちの息子は一歳になってとても例えが上手くなりました。昨日の日記であれを買ったらローンで云々かんぬんと言っておりましたが、具体的に言ってしまいますとあれというのはデノンのAVプリアンプ AVP-A1HDのこと。定価735,000円(税込)が売価650,000円くらいになって頭金を30万用意すれば36回ローンで毎月の支払いが約11,000円だねと薔薇色の夢を描いていた訳であります。ところがここにいたって急に別の道が見えてきました。その道とは今まで散々3Dに対応してないから、パイオニアのLX91とさして画質が変わらないからとさんざんクサしてきた(笑)同じデノンのフラッグシップブルーレイプレーヤー DVD-A1UDを導入すること。

 これなら定価546,000円(税込)が売価460,000円。同じく頭金を30万用意すれば残りは16万、毎月11,000円の支払いの15回ローンということになります。最初にAVプリアンプ AVP-A1HDを買うのに比べてローンの回数が半分以下になるわけです。そしてこのローンが終わってから改めてAVP-A1HDを導入すれば2年で憧れのDENON4thリンクによるジッターフリー伝送が実現するのであります。

 3D対応という課題は残るものの、どうせプロジェクターの方が3D対応するのは3年先。その頃には3D対応のブルーレイプレーヤーが安価で発売されているだろうから、その手の奴を導入すればいいかなんて考えちゃったりなんかしたりしているんですねー。買えるのはVantage-HDのローンが終わる来年4月なのに今からもうわくわくしちゃっているんですねー。

 民主党政権下での日本がさらに酷い不況に突入するのが確実であり、しかも不況だから家賃払えなくても仕方ない、催促するのはけしからんというキチガイじみた風潮が蔓延しようとしている中、こんな能天気なことでも考えていないとやっていけないんすよ。

 (実際、保障会社の悪質な取立てというニュースはおかしな盛り上がり方をしており、不況だから家賃払えなくても仕方ないという考えを視聴者に植えつけようとしているのではないかとさえ思われることがある。この風潮が今後も続くようならば貸し手は4ケ月分程度の保証金、敷金ではない、を取らざるをえなくなるであろう。その結果、入居時の必要費用が現在より高くなって、結局、お金に不自由している人たちの首を絞めることになるのではと思うのだが)

 日本映画専門チャンネルHDで放送された『マタンゴ』を『ゴジラの息子』を入れていたBD-Rに焼く。これで東宝変身人間シリーズを全作(『マタンゴ』、『透明人間』も含めて)ハイビジョンで残すことができたことになる。しかもみんなハイビジョンゴジラシリーズを入れていたBD-Rに焼くことができて新規のメディアを使う必要がなかった。なんだか俺はとても幸せだ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に即席ラーメンと魚肉ソーセージの焼いたの。夕食は鳥の唐揚げ3個と生野菜。ビール2缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『ヒート』を見る。画質的にはコントラストに物足りなさがあり、満足できるものではないがその分トゥルーHD5.1チャンネルが頑張っている。あの伝説の銃撃戦ではビル街に木霊する銃声に恐ろしいほどの説得力があり、またガラスの砕け散る効果音の細かさにも感心させられた。まあ、その分ヴォリュームをかなり下げなければなりませんけどな(笑)。

 その後シャワーを浴びてお酒。お供は日本映画専門チャンネルHD録画の『ガス人間第一号』の残り。やっぱりこの画質は素晴らしい。嬉しさのあまりうしゃうしゃと笑ってしまう。終了後今度は録画しておいた「たかじんのそこまでいって委員会」を見る。なんか胸糞が悪くなるような内容であった。本当に○○○ってのは○○○○の集まりだな、まとめて○○○て野山に○○○しまえばいいのだ。

 就寝午前1時過ぎ。

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2009年12月13日 (日)

12月12日(土) 3Pのおやつは文明堂

 すいません、下品な駄洒落ですいません、すいません。えー、CALIBRE Vantage-HDのローンが終了するに伴って購入を検討しているあるオーディオ機器なのですが、某販売店のサイトで36回払いのシミュレーションをしてみたところ、ん十万円の頭金を用意すれば毎月1万円程度の支払いでいけるということが分かりました。これなら金銭的な面だけでいえばまったく問題ありません。また、この機械の導入で不要となる機械のヤフオク販売価格によってはNuForce Reference9 V2 SE のV3ヴァージョンへのアップグレードさえ視野に入れることができます。ああ、なんという幸せか。この不景気の時代に私一人だけこんなにほくほくしていていいのでしょうか・・・って結局ローンじゃん(笑)。

 2ちゃんねるのあるスレッドについての苦言。DVDやブルーレイソフトの特典オーディオ・コメンタリーを「オーコメ、オーコメ」って訳すな!アブナイだろ!

 仕事はまあ、いろいろあった。ケーブルテレビのJコムといろいろ話し合い。そしてその結果、我が傘下の賃貸物件では2011年のデジタル放送切り替えに早くも完全対応することになったのである。チューナーが貸与されるため従来のアナログテレビでも地上波デジタルを視聴できるようになるのである(SD画質だけど)。だから皆さん、うちの物件に入居申し込みしてくれ。1Kの物件が空いているよ、今なら屋根付の駐車場が使えるよ、なんだったら家賃もちょっと安くするからさ、はいんなよ。

 食ったもの、本日はアンリミテッドランチの日なので「元祖赤のれん 野間店」でラーメン、餃子3個、小炒飯の定食+替え玉を食う。ラーメン、炒飯とも天神店とはまるで違う味なのが不思議。あと、メンマが異様に塩辛かった(笑)。夕食は鯛の刺身と鍋焼きうどん。刺身とうどんの具をつまみにビールを2缶。その後伸びきったうどんをたくさん食ったので腹がぱんぱんになってしまった。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『ブルース&ロイドのボクらもゲットスマート』を見る。これは『ゲット・スマート』のスピンオフ作品であり、スパイ機関“コントロール”の特殊装置開発研究員のブルースとロイドが主人公となって活躍するという映画だ。

 内容的にはまったくたいしたことはない。映画のマクガフィンとなる透明布はそのアイデアそのものが古臭いし、これをめぐってのCIAとの争奪戦もぜんぜん盛り上がらない。悪役も間抜けの一言でじつにだらだらとした映画であった。

 ところがこんな作品が結構面白かったりするから映画というものは不思議である。これは一重に本筋とはあんまり関係ない細かいギャグ、ネタが優れているからであり、私のような人間にだけ通用するいわば珍味みたいなものなのだ(笑)。だから私の日記を鵜呑みにしてこの映画を見ても大概は「なんだ、つまらないじゃないか」という結果に終わることになると思うのであんまり本気にしてはいけない。

 ハイビジョン画質は極めて高解像度。ビルのとげとげした感じなど下手なブルーレイソフトを上回るほど。5.1チャンネルサラウンドも低音の迫力に物足りなさがあるもの情報量の多さでそれをカヴァーする。

 シャワーを浴びてお酒。お供は日本映画専門チャンネルで録画したハイビジョン版『ガス人間第一号』 この画質がもう素晴らしいといったらない。パトカーのヘッドライトに照らされる深夜の五日市街道が異様にリアル。またスキントーンの描写が非常に細やかで八千草薫の美貌をいっそう引き立てる。「この世のものとは思えない美しさ。何というか昔の物語に出てくるような…」という三橋達也の台詞が初めて理解できたような気さえしたほどだ。

 日本映画専門チャンネルの聴取料は月々たったの525円。これでこんなDVDが足元にも及ばないクオリティの特撮作品が見られるのである。なんといういい時代に生まれたものか。

 ひれひれ酔って就寝午前1時過ぎ。

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2009年12月12日 (土)

12月11日(金) 3Dのおやつは文明堂

 食べられないけど・・・。えー、いよいよ視聴を開始した輸入DVD『Undersea Kingdom』 6枚のDVDにSFシリアル150エピソードを詰め込んだミルクリークエンターテイメントのシリーズであるから画質・音質にはまったく期待できないとあきらめていたのだが、これが嬉しい誤算。これまでのシリーズからは考えられないほどにクオリティが高いのである。暗い場面で何をやっているのかちゃんと分かる(笑)、暗部と明部の諧調の移り変わりで鬼のようなブロックノイズが発生したりもしない。フィルム傷に起因するノイズも非常に少ないといいことづくめなのだ。音質もざーざーとバックグラウンドノイズが入ったり(笑)、音声がぶちぶち途切れたりもせず(笑)、実に聞き取りやすいのである。これなら私の貧弱な英語ヒアリング能力でも台詞の80パーセントくらいは理解できるのだ。

 全てのディスクでこのクオリティが維持されるなら、それはもう素晴らしいとしか言いようがない。値段が11.5ドルで150エピソード入っていて、しかもそれなりに画質・音質が良い。長いこと輸入DVDを見続けているとたまにはこんな良いことがあるものです。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーガーとコーヒー牛乳。昼飯に柔麺一把。夕食は出来合いのとんかつ、付け合せの生野菜、天然スズキの刺身、油揚げ・白菜の味噌汁。ビール一缶、ゴハン一膳。スズキは天然だけあってさすがのお味。脂が乗っているのだがそれが少しもくどく感じられないのに驚かされる。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイで『崖の下のポニョ』じゃなかった『崖の上のポニョ』・・・あ、あれどっちだっけ。まあ、いいか、を見る。全体としてストーリーの流れにメリハリがなく、ちっとも乗れないまま終わってしまった。なぜ、世界があのようになってしまったか、それをとめるにはどうしたらいいのか、というストーリーのポイントが明快に提示されないためにまったくサスペンスというものが生まれないのである。ファンタジックな海中の風景、躍動感のある大波など映像的にみるべきところはたくさんあるのだが、この希薄なストーリー性がすべてをぶち壊してしまっている。

 ブルーレイの画質・音質は驚くべきクオリティ。画質は恐ろしいほどの高解像度を保ち、パステル調で描かれた風景のイメージをきちんと保持している。奥行き感の細やかな表現も驚くべきもので雨粒のひとつひとつにそれぞれの距離感があるのには呆れてしまったほどである。サラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。海中のもったりとした包囲感、陸上での大風、大波の迫力、どれをとっても一級品だ。

 前述の通り映画本編はまったく評価できないけれどもアニメのブルーレイソフトとしてはひとつの金字塔であると言っていいでしょうな。

 シャワーを浴びてから『Undersea Kingdom #2 The Undersea City』を見る。崩れ落ちる岩山。コーリガンとビリーは崩落に巻き込まれ地上にまっ逆さま。ぐしゃりと潰れてしまいました・・・となっては話が続きません(笑)。例によって例のごとく崩落寸前に反対側へ飛び降りて助かっていたのであります。彼らは教授とダイアナと落ち合いロボット軍が通り抜けられない峡谷を使って逃げ延びることに成功します。ほっと一安心の彼らの目に飛び込んできたのがあのシャラダの秘密の都市。目を輝かせるダイアナ。「ンマー、なんて素敵なんでしょ、1万フィートの深海にアトランティスの都市が。これは凄い特ダネだわ」

 彼らは一度潜水艇へ戻り装備を整えることになったのですが、今度彼らを見つけたのがシャラダの兵士たち。「おい、見慣れない奴らがいるぞ、あれはきっとウンガ・カーンのスパイに違いない。捕らえて拷問にかけよう」彼らは馬と馬車でコーリガンたちを追いかけます。「なんだ、なんだまた別の奴らがきたよ」驚いたコーリガンたちは逃げようとしたのですが馬の足にかなうはずもなし。あっという間に捕まってしまいました。彼らは後ろ手に縛られ二台のチャリオットにコーリガン・ビリー、教授・ダイアナという組み合わせで乗せられ秘密の都市へ護送されることになったのです。

 これを監視カメラで見ていたウンガ・カーン、ディトマーに「奴らを取り返すのだ」と命令。再び近衛兵とロボット戦車軍団が出動です。シャラダの兵士たちに襲い掛かるウンガ・カーンの軍団。シャラダ側は白、ウンガ・カーン側は黒の衣装と鎧を身にまとっており、初めての方にもすぐ分かるようになっております。

 この襲撃のどさくさに乗じて縛られたロープを解いたコーリガン。チャリオットの御者ともみ合いになります。このためチャリオットは転倒、コーリガンとビリーは投げ出されてしまいました。一方、教授とダイアナのチャリオットはロボット軍団の襲撃を受け、やっぱり御者が蒸発。二人はそのまま戦車に連れ込まれてウンガ・カーンの塔へ連行されてしまったのでした。これを見たコーリガン、ビリーに「潜水艇へ戻るのだ」と言い残し塔へ侵入します。

 ここで潜水艇に残っていたコメディリリーフの二人、ブリニー・デープとソルティがロボットにとっ捕まる様子が描かれるのですが、特に面白い場面でもないので割愛させて頂きます。

 さて、ウンガ・カーンの前に引き出される教授とダイアナ。二人に対するウンガ・カーンの態度は予想とはずいぶん違っていました。「おお、よくこられた客人たち、こら、なぜ腕を縛っているのだ、早く解きなさい」それでも教授は警戒を緩めず「私の息子と友人のコーリガンを返してくだされ」といいますとウンガ・カーンは「おお、お気の毒に、あの二人は冷酷無残なるアトランティスの独裁者シャラダの兵士に捕まったのです」もう知らんと思っていい加減なことを言っております(笑)。

 そしてさらに「教授、あなたのご子息とご友人はきっと我らが救い出しましょうぞ」これで教授、完全に騙されちゃいました。涙ながらに「おお、ありがとうよろしくお願いします」だって。

 ウンガ・カーンは何気ないふりを装って教授に質問します。「ところであなた方はどうやってこのアトランティスまで来られたのかな」「私が作った特殊潜水艇を使いました。ロケットモーター推進機関を備えております」「ほうほう、そのロケットモーターは私のこの塔を地上へ持ち上げることはできるのでしょうか」「もちろんですとも、大きさは関係ありません」大威張りで答える教授(バカ)。

 これを聞いたウンガ・カーンはいきなり態度を一変させます。「よし、そうか、教授、じゃあすぐに取り掛かってくれ」驚いた教授がおそるおそる「へ、それで何をなさろうってんで」とたずねますとウンガ・カーンは呵呵大笑、「知れたこと、わしのアトランティスが再び地表を支配するのよ!」

 教授はもちろん「そんな命令には従えない」と叫ぶのですがさすがアトランティスの科学力は凄い。トランスフォーマーなる装置を用意しております。透明のガラスで仕切られた部屋へ教授を放り込み3分チンとやりますとあら、不思議、なんでも命令を聞くようになるのだそうな。ウンガ・カーンの命令で教授、このトランスフォーマーへ放り込まれちゃった。「ひーっ」と叫ぶダイアナ。絶体絶命のピンチであります。

 と、抜群のタイミングで現れたのは我らがヒーロー、コーリガン。見張りの兵士を倒し奪った武器をウンガ・カーンとディトマーにつきつけて「やい、教授を解放するのだ」教授はダイアナによってトランスフォーマーから助け出されます。「よし、エレベーターを使って逃げるのだ」ところが例のロボット兵士が現れたのですな。コーリガン、とっさに椅子を振り上げてロボットをガン、打ち倒します。ここまでは良かったのですがロボットが落とした電磁ライフルをディトマーが拾ってしまったのです。

 びびびと電磁波が迸りコーリガンを直撃。コーリガン、吹き飛ばされてエレベーターシャフトの中へ落下したのでありました。

 「第3章 Arena of Death」へ続きます。

 その後途中まで見ていたWOWOWハイビジョン録画の『華麗なる賭け』を最後まで。いやいやチェスの駒をまるで男根のごとくなでなでするフェア・ダナウェイに笑わせて貰いました。終始にやにやして人間を達観したようなマックイーンのキャラにも正義・悪を超越した強さ、したたかさが見て取れて実に魅力的。大人の映画ですなあ。

 ハイビジョン画質は黒つぶれが目立ち、またグレインも頑固にその存在を主張する。ステレオ音声は歪みがあってあまり気持ちのよい音とはいえないのだが、なぜかBGMの品位だけが飛びぬけて高い。

 終了後、ダビングしたり本を読んだりうつらうつらしたり。就寝午前2時半。

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2009年12月11日 (金)

12月10日(木) 「猿のがばいばあちゃん」

 ウキキたい!先日のと学会例会、二次会で20歳の大学生の方と話す機会を得た。いやもう四半世紀の年齢差で生まれいずるカルチャーギャップの大きさにびっくり。ちょっとこちらが子供の時の話をするともう物凄く驚いてくれるのである。例えば・・・「あれね、俺たちが子供の頃は怪獣番組って雨傘番組でしか見られなかったでしょ、別にプロ野球なんか見たくなかったからいつも雨ふれー、雨ふれーと念じてましたね、まるで間抜けなノアなの」「えええ、雨傘番組ってなんですか」「昔はね、ドーム球場とかなかったの。だから雨が振るとゴールデンタイムの巨人戦なんかでも平気で中止になっていたの。雨傘番組というのはそんなときに代わりに放送する番組ね。これでよく怪獣映画をやっていたってこと」

 また・・・「ラジカセでね、宇宙戦艦ヤマトの最終4話録音していたんですけどね、これ120分テープを使ってたんですよ。カセットの120分テープってすぐ中で絡まっちゃうの。録音した奴もその例にもれずぐちゃぐちゃになっちゃった。俺はもう泣きましたねえ」「えええ、ろ、録画じゃなくって録音なんですか」「だって、ビデオとかないんだもの。残そうとしたら録音するしか方法がなかったの。で、最初はラジカセをテレビの前において録音ボタンを押して黙っているという原始的なことやってたんだけど、これが次の段階になると接続コードをつかうの。イヤホンからラジカセの入力端子に繋ぐんだけど、これでもそばでお袋ががーがー掃除機なんかかけてたらその音が入っちゃうんだよ」

 この会話で思いついた企画が「オタク昔話」 ポイントはただ昔の話をするのではなく。先ほど例に挙げさせてもらった大学生さんのような20歳前後の人が現代とのあまりの違いに驚くような内容とすることである。そして貧乏関係の話は禁止。それをやってしまうと話が暗くなってしまい楽しめなくなる可能性があるからだ。

 じゃあ、ちょっとやってみますね。

 「昔の映画をテレビ放送するときには何しろワイドテレビなんかなかったからシネスコの両側をカットして4:3で放送してたんだよ。でもね、オープニングだけはクレジットを全部見せなくちゃならないからカットできない。どうしたかというとシネスコを横にぎゅうと圧縮して4:3画面に納めたんだ。だからオープニングクレジットの時だけ画面が縦長になるんだよ」「えええ」

 「昭和40年代初頭というのは福岡でもまだまだインフラが整ってなくて別に天気が悪い訳でもないのに突然停電するってことが良くあったんだ。何時から○○が始まるって楽しみにしてたら突然停電。ようやく電気が復旧したらもうその番組が終わってたなんてざらだったなあ」「ええええ」

 「昔のテレビにはビデオ端子なんかついてなかったんだ。最初の方のビデオをどうやって接続したのかというと、RF端子ってね、アンテナ線の端子に繋いだんだよ」「えええええ」

 「ビデオソフトが気軽に買えるようになったのは「ブースカ」が最初じゃなかったけ。値段はたしか30分一話収録で3,980円。これでも当時は破格の値段だったんだ。その前に買ったのが「米海軍アクロバットチーム ブルーエンジェルス」は30分で9,800円もしたんだ」「ええええええ」

 「俺が21~22歳の頃はレンタルビデオで平気で海賊版貸し出していたなあ。向うの輸入版に日本で勝手に字幕つけたソフトってのがいっぱいあったんだよ。でその字幕がどうした訳か左から右に向かってぴぴぴっと順次表示されていくの。黄色の字幕なんてのもあったなあ。あ、そうだ、そうだ、日本の吹替え音声入りLDをビデオにダビングした『ヤングフランケンシュタイン』も借りたなあ。LDには右チャンネルに英語音声、左チャンネルに日本語音声が収録されていたんだけどダビング先がモノラルVHS。だから英語音声と日本語音声が一緒に聞こえてくるんだよ。もう聞きづらくて仕方なかったなあ」「えええええええ」

 あー、きりがない(笑)。これはまた機会があったらぼちぼちやっていきたいと思います。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。朝から終日雨。割りに暖かいのが救いか。食ったもの、昼飯にマルタイ棒ラーメン一食分、夕食は母親が出かけていたので出来合いのもの。牡蠣フライ、焼き鳥、ポテトサラダ、鯛の刺身。これに生野菜がついた。ビール2缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 それから輸入ブルーレイで『ギャラクシー・クエスト』を見る。画質は良好、非常に高解像度で星の数が多いこと、多いこと。アラン・リックマンの悪趣味な異星人メイクの微妙な色調もばっちり表現されている。サラウンドはトゥルーHD5.1チャンネル。音圧が低く17ノッチまでヴォリュームを上げなければならなかった。音質は良好なのであるが、もう少し重低音の迫力が欲しかったかな。

 その後は途中まで見ていたWOWOWハイビジョン録画の『エクザイル/絆』を最後まで。男泣き映画だとか、絆と友情の美学とか、まあ、そういうありきたりな評価はつまらないのでやめておきましょう。私が気に入ったのはところどころで顔を出す奇妙なユーモア。あちこち動き回るボスの下腹部の傷跡を必死で治療しようとする闇医者とか、現金輸送車のガードマンだった男がわりにあっさりと仲間になるとか、最初から最後まで何もしない退職寸前の刑事とか、そういう緩急の付け方が絶妙であった。

 また、ラストで金塊を持ち逃げする女の存在も好ましい。この女がいるおかげで映画の後口が陰惨なものにならずに済んでいるのである。

 ハイビジョン画質はちょっと黒が沈みすぎ。その黒さは悪いものではないのだが暗部諧調が完全にスポイルされてしまうのである。音声はステレオ。リア音場の情報が多く、きれいにサラウンドしてくれる。BGMの切れの良さも聞きものだ。

 シャワーを浴びてから輸入DVDで『Undersea Kingdom #1 Beneath the Ocean Floor』を見る。アナポリス海軍兵学校のヒーロー、レイ・クラッシュ・コーリガン(クラッシュ・コーリガン)は今日も今日とて大活躍。フットボールで相手チームをなぎ倒して大勝利。次にレスリングの試合に参加して相手選手を圧倒しております。と、この試合をやっている体育館にやってきたのがこのシリーズのお子様キャラクター、ビリー・ノートン(リー・ヴァン・アタ)であります。彼は入り口の守衛に「ねえねえ、僕、クラッシュに会いにきたんだけど」しかし守衛は「ダメダメ、子供は立ち入り禁止。それにコーリガン中尉は今、試合の真っ最中だ、忙しいんだよ」とにべもありません。

 ビリーはがっかり。しかしこれでそのまま帰ってしまうようではSFシリアルのマスコット役は務まりません。彼は外壁の非常はしごを使って体育館の二階へ。そして開いていた窓から顔を突っ込みレスリング観戦としゃれ込んだのです。その眼下ではコーリガンが相手を投げ飛ばしています。これで興奮したビリー、「頑張れ、コーリガン、そんな奴はくしゃくしゃにたたんでしまえ、コーリ、わあああ」手を滑らせて落ちそうになります。かろうじて窓枠をつかんで墜落は免れたのですが、このままでは長く持ちそうにありません。

 コーリガン、吊り輪を利用して体育館の壁を素早くよじ登り、見事ビリーの救出に成功するのです。体育館内の兵士たちはこのヒーローの活躍に大喝采。

 「ビリー、なぜこんなことを」「だって、僕のパパがあなたを呼んでいるって言いに来たのに守衛さんが入れてくれないんだもの」「何、ノートン教授(C,モンタギュー・ショー)が私を呼んでいるって、よしすぐ行こう」

 そのノートン教授のオフィスには彼の手による大発明、「地震探知・防止器」が鎮座しております。これは地底からの地震波をキャッチ、そして近距離ならその地震をとめることができるという優れもの。またこの時オフィスにはこの物語の紅一点 ダイアナ・コンプトン(ロイス・ワイルド)がいました。例によって雑誌記者の彼女、教授にあれこれインタビューをしていたようです。

 教授はやってきたコーガンに「大変だぞ、また地震波が強くなっているんだ。これはもう間違いなく海底から知生体が送っているんだ」その知生体とは一体何なのでしょうか、いえいえ、海底からよからぬことを仕掛けてくる知生体と言えば決まっています。アトランティス人かムー帝国人です(笑)。これは東宝ではなくアメリカのシリアルですから、この場合は前者のアトランティスってことになるのですな。

 証拠だってあります。教授は前回の海底調査でオリハルコンの像を発見していたのです。オリハルコンの製造法はアトランティス人しか知らないはず。ところがこの像はどう調べてみても作られてから2~3年しか経過していなかったのであります。教授は考え深げに「おそらくアトランティスは伝説のごとく一夜にして没したのではない。それなりの年月をかけて沈んでいったのじゃ。だから彼らにはオリハルコンのドームでアトランティス全土を覆う余裕があったに違いない。彼らは生きておる」

 この直後、ばーんと映るアトランティスの都市。ここの大僧正、シャラード(ウィリアム・ファムナム)は部下から報告を聞いて苦い顔。彼の都市は悪いアトランティス人ウンガ・カーン(モンテ・ブルー)の軍勢の猛攻で風前のともし火だったのです。シャラードは「くそ、ポセイドンの神様は肝心なちっとも役に立たん」とボヤいております(笑)。あっという間に包囲される都市。弓矢による攻撃が始まります。そして空からはスタートレックのエンタープライズみたいな形の飛行船がどかんどかんと爆弾投下。逃げ惑う兵隊たち。

 さて、ウンガ・カーン、部下ディトマー(ブース・ハワード)の戦況報告に満足至極。「くくく、これでもうすぐアトランティス全土が余の手に入ることになる。その次はいよいよ地上攻略だ」スイッチをぽちっと押しますとテレビ受像機にラッシュ時のニューヨークの光景が映ったではありませんか。「この世界を再び我がアトランティスが支配するのだ、わははははははは、ごほっげほっ」

 「よし、ディトマー、次の攻撃だ、地上に地震を起こすのだ」ディトマー、ベルトのリモコンでロボットを操作。地震発生装置ディスインテグレーターを起動させるのでした。

 この攻撃でセントクレアが壊滅します。再びこの地震波をキャッチした教授、「やはりこれは何者かの攻撃だ。もう放ってはおけない。わしのロケット潜水艇で調査に向かうぞ」

 この探検隊のメンバーは教授の他、もちろんコーリガン、そして教授の助手ジョー(ジョン・ブラッドフォード)、下働きというかコメディリリーフのブリニー・デープ(スマイリー・ブルネット)とソルティ(フランキー・マーヴィン)、彼らのペットのオウム、シンドバッド、そして取材のためダイアナも同行します。

 ちなみにビリーも「パパ、僕も行っていい」と頼むのですが教授に「お前はダメ」と言われてがっかり。まあ、ここで引っ込んでいたらSFシリアルのマスコット役は務まらない訳で・・・。

 準備の整ったロケット潜水艇、勇躍出航、そして直ちに潜水を開始、深度2,500フィートを目指したのですが、なんと教授の助手、ジョーが「これ以上もぐると水圧で潜水艇潰れますわ」とおびえだしたのであります。「あっはっは、大丈夫じゃよ、この潜水艇はそんな深度じゃびくともしない、まったく怖がりじゃなあ」と教授が笑ったのがまずかった。これでジョー、ぷつんと切れてしまい「テメー、このクソじじい、もっと潜れというんだな、よっしゃ、海底まで行ってやらあ」この人、操舵室に飛び込んでドアの鍵をロック。ハンドルをぎりりとまわして潜水艇をさらに急角度で潜らせたのです。

 みんな、驚いて、「わあ、このままじゃ本当に水圧でお陀仏だ、なんで切れたからといってさっきまで潰されちゃう、潰されちゃうっていってた奴がそんなことするかね」コーリガンは酸素バーナーを持ち出してドアのちょうつがいを焼ききろうとしたのですが、ジョー、酸素のバルブを中から閉めちゃった。バーナーの火が消えてしまいます。と、ここで操舵室のもの入れからひょっこり頭を出したのがビリー。やっぱり密航していやがった。彼はちょっと手を伸ばすと酸素のバルブを元通り開いたのであります。

 「あ、またバーナーが使えるぞ」というのでコーリガン、ドアを焼ききり操舵室の中へ。ビリーを追い掛け回していたジョーにパンチ一閃。ようやく彼を取り押さえたのであります。しかし、これで一安心と思いきやこの騒動の間に彼らの存在はアトランティスのウンガ・カーンたちの知るところになったのであります。「よし、ディトマー、あの怪しい潜水艇を破壊せよ」再び作動するディスインテグレーター、しかしなんとしたことでしょう、潜水艇はびくともしません。なんと教授の地震探知・防止装置が逆にディスインテグレーターをストップさせてしまったのです。

 このパワーに興味を覚えたウンガ・カーン、ディトマーに潜水艇の捕獲を命じます。ディトマーはアトランティスのマグネ装置を使って潜水艇を引き寄せるのでした。このパワーに抗しきれず洞窟に吸い込まれるロケット潜水艇。そのままアトランティスの内海に浮上したのでした。

 この事態にびっくりぎょうてんの教授たち。「なんで深度一万フィートの深海にこんな陸地があるのだ」という訳でブリニーとソルティの二人を残して探検に出かけるのでした。この様子を監視していたウンガ・カーン、近衛兵部隊、戦車部隊を出動させ彼らを捕まえようとするのでした。

 教授たちはまたまたびっくり。いきなり馬に乗った兵士たちと金属製の戦車が現れたからです。コーリガンの活躍で兵士たちからは逃げられたものの、戦車の方はそうもいきません。中からあのロボットたちが現れ電磁ライフル銃で攻撃してきたからであります。この電磁ライフルからびびびと放たれた電撃はジョーに命中、彼を蒸発させてしまいます。

 「こらあ、いかん、早く逃げるのじゃ」彼らは教授とダイアナ、コーリガンとビリーの組み合わせで二手に別れて逃げ出します。ロボット部隊はコーリガンとビリーを追ってびびびと電磁ライフルを発射。たまらず岩山に登るコーリガンとビリー。これを見て「にしし」と笑ったウンガ・カーン、「ディスインテグレーターであの岩山を破壊するのだ」地震が起こります。そしてロボット部隊からの激しい攻撃でついに崩れ落ちる岩山。

 「第二章 Undersea City」へ続きます。

 その後だらだらと読書。就寝午前2時半。今日は珍しくフツーに寝ることができた。

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